kemio(けみお)、インスタでアンチの誹謗を軽やかに一蹴。ポジティブマインドが話題に
kemioの恋愛論に触れて心が楽になる
そんなkemioさんは本書の中でゲイであることを告白。男性とも女性とも恋に落ちたことがあるというkemioさんのセクシャリティに対する持論には、心動かされるものがあります。 <私は特別扱いしてほしいわけじゃなくって、むしろみんなと一緒だよって伝えたい。どうしていちいちトピックになっちゃうの?普通に恋愛してるだけなのに。。って。>(『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』より) kemioさんは「男女の恋愛が普通って誰が言い出したの?」と、そもそも論からスタート。 自身はカミングアウトをしても友人が普通に受け入れてくれることが大半だったそうですが、例え他人から認めてもらえなくても、それは相手の価値観なのだから知ってもらえたらそれでいいと思っており、無理やり大々的にカミングアウトする時代でもないとも考えているよう。こうした恋愛論に触れると、誰かを愛することはもっと単純であってもいいのだと思え、心が楽になります。 本書で語られている恋愛観は、これからの時代に求められるものでしょうし、こうした考えの方が増えていくと世の中はもっと温かくなり、どんな相手に恋をしても、自分の「好き」に自信と誇りが持てるのではないでしょうか? <変わってるって笑われるなら、ベーシックでお疲れって笑ってやるのウチら。>(『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』より) 男や女、職業など誰もが分類されやすいジャンルを飛び越えながら多くの人に笑顔を届けているkemioさん。 その恋愛論や人生論に触れると、憂鬱な日々も棺桶までの最高のランウェイにできるかもしれません。 <文/古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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