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人気男性アイドルの妹が18歳で急死。早すぎる死の原因が判明

 今年3月、イギリスの人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(1D)」のメンバーであるルイ・トムリンソンの妹フェリシテが、18歳の若さで死亡した。  ファッションの道に進み、インスタグラマーとしても活躍していたフェリシテの突然の死。このたび検死報告で死因が判明した。
ルイ・トムリンソン

ルイ・トムリンソン

 今年3月、ロンドン西部にある自宅内で、心臓発作と見られる症状により18歳の若さで死亡したフェリシテ。11日(日)、検死報告が行われ、コカインと抗不安薬、鎮痛剤を誤って過剰摂取したことが原因であったと結論付けられた。  担当した検視官はそこで、「オキシコドンとアルプラゾラム、コカインという最悪な組み合わせでした。自ら命を絶とうとしたことを示すものは一切ありませんでした」と報告している。  ルイをはじめとした遺族は、フェリシテのあまりにも早すぎる死にひどくショックを受けていたと言われている。関係者は「フェリシテはルイや家族全員にとても愛された存在でした。言うまでもなく、一家全員が悲しみに打ちひしがれています。彼女は多くの友人に囲まれた前向きで幸せな女性でした」と語っていた。
 実はルイとフェリシテは、2016年12月に43歳だった母親のジョアンナさんを白血病で亡くしている。検死報告書のなかでは、フェリシテが母親を亡くして以来、「気を紛らすために薬物を使うようになった」ことについても言及されているという。  140万人のフォロワーを持ち、人気者の兄同様、ますますの活躍が期待されていたフェリシテ。今年3月10日には、セルフィ―とともに、「私はどうしてこんなにショックを受けた顔をしているのかしら」とコメントを付けたインスタグラムを投稿。そのわずか数日後に、帰らぬ人となってしまった。

母に捧げた曲をリリースしたすぐ後に、妹が帰らぬ人に

 今年2月、ルイは最愛の母親に捧げた楽曲“Two of Us”をリリース。フェリシテが急逝したのは、そのすぐ後だったという。  2016年に母を失い、今度は妹まで……その悲しみは計り知れない。だが、4月に発表したコメントでルイは、音楽活動を再開したことを報告し、感謝の気持ちを綴った。 「ここ数週間、みなさんからいただいた温かい言葉の数々にとにかくお礼を言いたい。今日、数か月前に作った曲のボーカル収録のために、スタジオに戻ってきました。みんなにたくさんの愛を送ります」  母ジョアンナさんが亡くなった後、「息子のファンの皆様に感謝しています」というメッセージが公開された。ジョアンナさんは、息子を応援してくれたファンに感謝を伝えてほしいと、家族にメッセージを託し、旅立っていったという。そんなジョアンナさんとともに、フェリシテも、天国からルイを見守っていることだろう。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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