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人気歌手が「弟から殺害予告を受けた」と主張。ドロ沼化する兄弟仲

 甘く切ないラブバラードで世の女性たちの心をつかみ、90年代のポップ界を席巻したアメリカのアイドルグループ、バックストリート・ボーイズ(以下、BSB)。来月には6年ぶりの来日が予定されているが、ライブのチケットは残席わずかで、ほぼ完売という人気ぶり。また、現在オンエア中のGUのCMでほんの数秒だけ流れるBSBの名曲『アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ』も、ちょとした話題となっている。  全盛期が過ぎてもいまだ人気が衰えぬBSBだが、メンバーのニック・カーター(39)について気になるニュースが入ってきた。実の弟に対し「接近禁止令」を求めたというのだが……一体何があったのか?
ニック・カーター

ニック・カーター

 ニックは、弟アーロン・カーター(31)に対し接近禁止令を求め、このたび認められた経緯についてツイッターで次のように説明した。 「十分に考えた末、妹のエンジェル・カーターと僕は弟アーロンに対する接近禁止令を要求することに決めた」 「アーロンの行動がますます警戒すべきものとなり、妊娠している僕の妻と、お腹にいる子供を殺すと最近告白されたことで、自分たちとその家族を最大限に守る選択をしたまでだ。弟を僕たちは愛しているし、本人や他の誰かに被害が及ぶ前にきちんとした治療を受けてくれることを心から望むよ」  自分の妻ローレン・キットと、現在お腹にいる赤ちゃんを殺すと脅された末の行動だったと説明したニック。これに対し、アーロンはこう反論している。 「兄は俺に対して接近禁止令を敷いた。元気でいてくれニック。俺たちはもう終わりだ」 「奴には4年間会っていないし脅してなんかいない。(接近禁止令なんて)停止すべきだ」  そして、ツイッターのフォロワーから、ニックの妻ローレンを脅したのかと尋ねられたアーロンはこう答えている。 「いいや、俺は自分の機嫌が悪い日に、彼女が俺の動画を記録しようとしたことを咎めたんだ。全てをお金にするような感じだった」 「俺に対する訴えに驚かされたよ。誰かが傷つくことなんて望んでいない。自分の家族なら尚更のこと」 「とにかく俺をそっとしておいてほしい。愛じゃなく血が流れている。俺はあんたの周りに決して近づかないし、周りにいたいとも思わない。終わりだって言ったのは俺で、その後に俺にこんなことを送ってくる。被害者ぶらないでくれ。さもないと俺がハラスメントで訴える。金はある」 「もうこれ以上、俺にかまわないでくれ。頼むから。お前らに会ってさえいないんだから。ニック、お前はずっと俺を虐めてきた。子供時代に俺を虐待した。そんなことは誰もが知っている。周知の事実だ。お前はいま、真実に怯えていることだろう」  アーロンは、兄ニックからリアリティTV番組『ハウス・オブ・カーターズ』で殴られた事、ニックが一文無しだった時代に10万ドルを貸した事、ニックが何人かの女性対し暴力的だった事などについても非難しているという。

以前から不仲がささやかれていた2人だが……

 アーロンとニックとの確執については、以前から取り沙汰されていた。2017年に危険運転やマリファナ所持の容疑でアーロンが逮捕されたとき、ニックはSNSで「何があっても弟を愛してている。助けが必要なら連絡してくれ」と弟への支援を表明。しかし、アーロンはSNSという公の方法でしか連絡してこなかった兄を非難、「電話もしてこなかったくせに」「ニックの助けなんて必要ない」などと突っぱね、兄弟の不仲を暴露した。  かつては兄のニックに負けないくらいの人気アイドルだったアーロン。しかしいつからか、破産、ドラッグ、飲酒、危険運転による逮捕、激やせ……など、私生活上でのトラブルが絶えないお騒がせタレントとなってしまった。
ニックとアーロン・カーター

弟アーロン・カーター(右)とおどけた表情をみせるニック(左) ※2001年撮影
(C)Featureflash

 またつい先日には、精神的な病を抱え、治療を受けていることを明かしていたうえ、店で銃を購入しているところを目撃されていた。こうしたことから、ニックはじめ家族たちは危機感を募らせていたようだ。 「男性と女性の両方に興味がある」とバイセクシャルであることを告白しつつも、昨年11月には恋人リナ・ヴァレンティナさんとの間に第1子を授かり、念願のパパになることを報告していたアーロンだが……。  以前より家庭環境が複雑であるといわれてきたカーター家。いろいろと事情はあるのだろうが、ニックの言う通り、まずは本人や他の誰かに被害が及ぶ前にきちんとした治療を受けてほしい。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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