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「妻がなぜ家事で忙しいのかわからない」家事ディス夫たちのあり得ない言い分

ルンバも食洗機も乾燥機もあるのに、なぜ忙しいのかわからない

イクメン 一方で妻の家事に物申す、家事ディス夫は何を考えてこのような発言をしているのでしょうか。  家事、育児のことで妻とよく喧嘩をするという正文さん(37)に話を聞きました。正文さんも時間があるときは家事、育児を積極的にしているそうです。 「バカにするとか、ディスっているわけじゃないんですよ。ただ、純粋になんでそんなに家事に時間がかかっているのかわからないんですよね。時間がかかっているわりにはできてないことが多いし。  うちにはルンバも食洗機も洗濯乾燥機もあるんですよ。料理だって、クオリティの高いものを求めているわけじゃありません」  正文さんは、本当にわからない、という顔で話をしてくれました。 「仕事は効率を考えてやりかたを改善していきますよね。でも、家事に関しては効率っていう考えが妻にはないんじゃないかって思っちゃうんですよね。それで『忙しい』って言われても……。だからつい口出しをしてしまうんです」

すべての家事を工程ごとに細かく洗い出し説明してみては?

 真由さんの夫や正文さんのように、毎日家事ができない場合、日々の細かい作業に気付くのは難しいかもしれません。しかし、「なんでできないの?」と夫が妻をディスり、妻も「あなたはなにもわかってない」と夫を責めても何も始まりません。  このような場合、一度すべての家事を工程ごとに細かく洗い出して、夫にきちんと説明をする必要があるでしょう。家事ディス夫は、妻が思っている以上に家事・育児のことを「わかってない」し「わかったつもり」でいる場合があるからです。 “家事をディスる”こと自体に問題はありますが、真由さんと正文さんの話を聞いて、日々の生活の中で都度コミュニケーションをとることの大切さを改めて感じました。 <文/瀧戸詠未> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
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