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地上波から消滅…「2時間ドラマ」といえば何を連想する? 2位は船越英一郎

2位 船越英一郎 63% /3位 片平なぎさ 62%

「小京都ミステリー」(C)大映テレビ(画像:株式会社ミステリチャンネルプレスリリースより)

AXNミステリー「小京都ミステリー」(C)大映テレビ(画像:株式会社ミステリチャンネルプレスリリースより)

 そしていよいよトップ3。3位は「片平なぎさ」、2位は「船越英一郎」。これはおそらく2人がフリーライター(片平)とカメラマン(船越)をそれぞれ演じた火曜サスペンス劇場の人気作『小京都ミステリー』シリーズ(日本テレビ系)の影響が大きいかと思われます。  その軽妙なやりとりはもちろん、もはやコンビかユニットと呼んでも差し支えないくらい息の合ったナチュラルな芝居と表情を見せてくれた2人。シリーズが終了した今でもモノマネ番組などでよく真似をされており、そのインパクトの強さがうかがえます。

1位 崖(がけ) 78%

東尋坊、日本海の崖

東尋坊

 しかし、そんな最強コンビを抑えて堂々の1位に輝いたのは……なんと「崖(がけ)」。  ここでまさか地形がナンバーワンになるとはまったくの予想外でしたが、追い詰められた犯人が自らの犯した罪を告白するドラマのクライマックスと崖は、2時間ドラマにおいて切っても切れない関係。  視聴者に2時間ドラマのイメージを決定づけた最強のシチュエーションと言っても過言ではありません。この演出を考え出した人は、まさに2時間ドラマの神とも言えるでしょう。  恨み、嫉妬、愛憎のもつれetc……大人の事情が複雑に絡まり合ったサスペンスや、謎解きの妙味が光るミステリーを中心に「火サス」「土ワイ」といった略称で愛されてきた2時間ドラマ。いったんここで役目を終えることになりますが、いつの日か崖とともに復活してくれることを信じています。 ※【調査概要】 調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(30代40代女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。 調査期間:2019年9月26日~27日 有効回答者数:30才から49才 女性100名 <文/中村裕一> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
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