Gourmet
Beauty

間食にはナッツより断然ピーナッツ。実は豆だから嬉しい美容効果が…

 ナッツではなく、「豆」なんです。 ピーナッツはナッツではなく、豆。ナッツ以上の嬉しい美容効果とは… ダイエットや美容のために「ナッツ」を食べている人、いますよね。ナッツと言えば、アーモンドやクルミが有名ですが、「ピーナッツ」はどうでしょうか? バタピー、柿ピーのイメージが強くて、ヘルシーなイメージはありませんよね。でもそれは、大いなる誤解。そして実は、ピーナッツは、ナッツではなく、「豆」の仲間だというのをご存知でしょうか?  そこで今回は、ピーナッツ(落花生)についての正しい知識と、最新健康情報をご紹介。ダイエット、便秘対策、美容対策になるピーナッツの食べ方もご案内します。

ピーナッツは、「ナッツ」ではなく、「豆」だった

 ピーナッツは、落花生(らっかせい)のことで、実は「マメ科」の植物。そうです、ナッツ類ではなく、「豆」の仲間ということ。しかしながら、味においても栄養面においても、ナッツに似たところがあるため、英語でも「Pea(豆)」+「nuts(木の実)」と命名されたようです。 ピーナッツはナッツではなく、豆。ナッツ以上の嬉しい美容効果とは… そして、気になる美容・ダイエット関連の話は、以下の3ポイントを覚えておくと良いでしょう。

ピーナッツは、理想的な美容食材! ①美肌作りに最適。ニキビ・吹き出物・鼻血に根拠なし

 美肌作りの超基本となるのが、「たんぱく質」。ピーナッツの栄養は、豆とナッツの良いとこどりのため、たんぱく質が豊富である点が最強の魅力です。その量は、ゆで大豆や納豆と比較すると、1.5倍以上<100gに含まれるたんぱく質量> ピーナッツ(煎り)   26.5g 大豆(国産・ゆで)   16.0g 納豆(糸引き)   16.5g  また、ニキビや吹き出物ができるのではと、食べるのを控えている人がいるかもしれませんが、そこに根拠はないそう。むしろ、肌に潤いをもたらすオレイン酸やビタミンB2、代謝を促進するビタミンB1が豊富なので、適量(1日20~30粒程度)を継続的に食べることで、美肌効果が期待できます。

②ダイエットにも最適。便秘改善をしながら、肥満予防に

 ピーナッツに含まれる食物繊維は、7.4g(100gあたり)。これはサツマイモの3.5倍もの量に相当します。便秘改善に働きかけながら、不溶性食物繊維が満腹感をもたらして間食を減らす効果が期待できます。また、ハーバード大学による「ピーナッツ・ナッツを食べる頻度とBMI(肥満指数)との関連」を調べた疫学研究(※1)の中で、ピーナッツを習慣的に食べる人はBMIが低く、体重が軽い傾向があることがわかっています。  さらに、ピーナッツは低GI食品であるため、朝一番もしくは食事の最初に食べることで、血糖値の急上昇を抑制する効果が期待でき、肥満予防につながります

③抗酸化作用(≒アンチエイジング)がナッツよりも高い。薄皮つきで食べるべし

「でもやっぱりナッツの方がいいのでは?」と思っている人はいませんか? 実はアンチエイジングの指標となる「抗酸化物質の能力」を比較をしてみると、ピーナッツはナッツよりも高いことがわかっています(※2)。  ピーナッツには、ポリフェノール、オレイン酸、ビタミンEが豊富に含まれており、特に“茶色い薄皮”に含まれるレスベラトロールというポリフェノールが強力な抗酸化力を持っています。そして、価格はナッツの半分。つまり、コスパが良いということ。ナッツと比較した場合、カラダの抗酸化物質を活性化する力は、ピーナッツが突出していることがわかります。 <抗酸化物質の能力(抗酸化物質活性TAC:mmol/100g)> 薄皮つきピーナッツ   1.967 ピスタチオ     1.274 アーモンド     0.412
次のページ 
ピーナッツバター(無糖タイプ)も◎
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ