男性におごられるのは当然? 賛成/反対の女性、それぞれの主張
おごられたい派①
~「初デートで割り勘なんてあり得ない」支払いでジャッジ~
「割り勘でいいよと言うけど、割り勘になった時点でその人は永遠の友達ポジションですね」と話す愛美さん(仮名・26歳・広告)。
男女ともに友達が多い愛美さんは、「男性だからおごって当然」と言う感覚は全くないと言います。同世代の男友達だったら当然割り勘で、後輩だったらむしろ多く払うそうです。「男性に対して」というより「恋愛」の要素でお金のモノサシが動きます。
同じくおごられたい派のモモさん(仮名・25歳・フリーランス)は、初デートの支払いで「この人とは友達なのか、恋愛対象になるのか」はっきりジャッジします。今後ずっとおごってほしいとかは思わないけど、初デートでおごってくれないと「気合い入れてないな」「小さい男」認定。
割り勘派を主張する女性でも、男としての格付けチェックとして、「割り勘でいいよ」を使う人は筆者の周りでも多いです。男性は「割り勘でいいよ」という女性の発言を、言葉通りに捉えてはいけないかもしれません。
~現代の勝ち組?!「私もおごる、でも私はおごられるために計算しておごるの」~
多美子さんは、初デートで計画的な“少額おごり”をしているそう。ちょっとした出費は全て払うようにしています。食事前の映画は「チケットとっといたよ」、カフェに立ち寄った時には「席見てきて? 私注文しとくね。何飲む?」など。
「何より大事なのは“この子お金に汚くない”って男性に思わせること」と語ります。ハイスペ男子は、デート経験も多く周りには「おごられて当然」スタンスの女性が多い中、多美子さんは小さな信頼を積み上げ、差別化をするのだそう。そして大きな金額のものは、しっかりおごらせるのです。
「負担のない金額は全部自分で払うんです。そうすると大きなリターンがある」とまたもや笑顔を見せる多美子さん。
……あ、あざとすぎる!! しかし、こういった自分にも相手にもストレスがなく、良好な人間関係を築き、自分の欲求を満たす彼女の「おごられ術」は、学べる部分が多ですね。
あざと賢いおごられ人生はあり?なし?
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