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『マツコ会議』でも実践。顔が若返る「美顔ボイトレ教室」を体験

 キレイになりたい皆さま、こんにちは。美容活動、略して「美活」を強化しているにらさわあきこです。先日、人気番組の『マツコ会議』(日本テレビ系)を見ていたら、「美顔ボイトレ」なる教室の様子が紹介されていました。
鳥山真翔先生

鳥山真翔先生

 なんでもボイストレーニングが美顔作りに有効なのだとか。参加者の方のビフォーアフターが見るからに凄かったので、本当に効果が得られるものなのか『美顔ボイトレ/声を出すたびに美しくなる』(祥伝社)の執筆者でもあるボイストレーナー鳥山真翔(まなと)先生に教わってきました。

声を良くしたい女性は多い

 伺ったのは、ボイストレーナー鳥山真翔(まなと)先生の「美顔ボイトレ」教室。先生は子役などを経て「美顔ボイトレ」メソッドを考案し、普段はプロの歌手や声優などを指導するほか、企業研修などで大勢を指導しています。  一般向けの教室も月に数回開催していて、私はその中の「美顔ボイトレ」教室初級版に参加しました。日曜11時からのスタートで、所要時間は2時間半。結構、長丁場です。  鏡張りの教室では、鏡を背にしてキーボードやホワイトボードが置かれていて、そこを正面に椅子が並べられていました。定員20名のうち、今回は19人が女性。年齢層は20歳くらいの声優志望っぽい女性から、60代の上品なマダムっぽい人まで幅広い感じでしたが、ボリュームゾーンは女子SPA!世代の働く女性たちでした。  では、レッスンです。
レッスンでは歌も歌う

レッスンでは歌も歌う

 クラスでは前半が講義、後半が実技で、前後にビフォーアフターの写真を撮ります。  先に言ってしまうと、このうち講義が1時間半以上もあったのです。ところが、これがまったく苦痛でなく、笑顔あふれる内容で、とても楽しかったのです!

気分を変えたい時には、声をスイッチにする

 先生の人柄とエンタメ力のたまものなのでしょうが、なにより凄いのがそのメソッド。まったく新しく、かつ、行いやすく、飽きる暇がないというところでした。  まず、講義で何を教わったかというと、精神的なものと実用的なもの。
楽しく話してくれる先生

楽しく話してくれる先生

 精神的な内容というのは、「まず行動(肉体)が先にあって、そのあとに意識が来る」というようなお話です。 「こうしようと頭で決めるから行動に移せる…と誤解する人が多いようですが、最新の脳科学では、実は肉体の動きが先にあって、意識はそのあとにくるとわかってきています。  ですから、気分を変えたい時には、声をスイッチにするといいんです。例えば気分が落ち込んでいる時に、あえて明るい声を出す。すると、意識は『今、明るいんだな』と認識して気分が上がって行きます。人と対話するときでも、声の力で『楽しい時間』を作ることができるんです」(鳥山さん、以下・同)  なるほど、声って大事なんですね。  ちなみに、こうしたお話を「確かに!」と強く思えたのは、実践を交えながら行ってもらえたから。先生のレッスンは、一方的ではなくて、受講者にも意見を求めたり、実演させたりしながら進むので、ずっと飽きなくて楽しいのです。
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声を良くするカギは鼻腔。美フェイスを作るポーズ
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