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たった一度手をつないだ男性が忘れられず、夫への愛情が戻りません|性活相談

(4)愛と性欲

 性欲と感情の愛は、相手を求めるという点が似ていてよく混同されます。ただし、性欲にはさまざまな種類があって、感情に根付いた性欲、頭に根付いた性欲、体から湧き上がる性欲があります。 (4)愛と性欲 感情に根付いた性欲が発動するには、その人が感情と体が一致する状態でなければなりません。感情が頭を経由して体に指示を与えるのではなく、思考が落ち頭を働かせることなく感情の赴くままに体が動くで表ような状態です。  この状態と、頭に根付いた性欲は区別する必要があります。支配欲や社会的評価のためにセックスをする場合が頭に根付いた性欲です。この時、相手は人ではなくモノになって消費されるので、意志や感情を持たないモノとしてい続けると心がすり減ります。  体から湧き上がる性欲とは、動物的なもので、処理するとか、事後の感想が「スッキリした」となります。  意志の愛から性欲を生み出すのは至難の業です意志の愛から性欲を生み出すのは至難の業 なぜなら、意志で勃起するものでもないし、意志で欲情するわけではないからです。意志の愛で結ばれている夫婦で、セックスはしないけど仲が良いというのは、性欲と意志の愛を切り分けて考えられているということです。

(5)相関関係

 感情の愛が意志の愛に変貌していくこともあります。意志の愛の前提は、社会的信用、人格の肯定といった客観的判断であり、それらの積み重ねで意志の愛になります。感情の愛の期間にそれらが出来上がっていると、感情の愛が薄れても意志の愛で結ばれ続けます。  意志の愛と感情の愛は対立するものではないので、両立することが可能です。それぞれに対象がいて、同時に愛しているという状態です。一緒にいてドキドキする相手と、落ち着く相手、のような違いです。
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愛の結末ってどこ?
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