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看護師が体験した職場いじめ「患者の使用済みオムツがカバンに…」

国会議員:秘書へのパワハラは日常茶飯事。党内の議員同士のつぶし合いも

議員

写真はイメージです

「政治家を志す人は、目的のためなら何でもする強い自己実現欲求を持つ人が多い。その行動力がいじめに向かうこともあります」と語るのは、代議士の公設秘書を務めた経験がある降旗秀雄さん(仮名・48歳)。 「ありもしない悪口をでっちあげて足を引っ張り合うのは、党内の議員間ですらあること。定番は、不倫や風俗通いなどの噂を相手の選挙区内に流し、支持率を下げるパターン。『人間性に問題がある』『頭がおかしい』など、誹謗中傷の内容も過激です」  数年前、「このハゲー!!」で秘書へのモラハラが問題になったが、これも日常茶飯事。 「タバコのストックがないだけでキレたり、『水はこれしか飲みたくない』とモデルみたいなことを言って秘書を私物化するセンセイは多いですよ。優秀な女性秘書に『枕でここまで来たんだろ』と関係を迫った、なんて話も聞いたことがある。汚い世界に嫌気が差して、今は政界からすっかり足を洗いました」

教師:職員室でいじめに遭う先生は、教室で生徒からもナメられる

 神戸の小学校での事件が報道され、にわかに注目された教員間のいじめ。「あそこまでひどくはありませんが……」と重い口を開いたのは、埼玉県の私立高校で教壇に立つ斉藤学さん(仮名・42歳)だ。 「学年主任が、系列校から異動してきた私を目の敵にして、取り巻きの先生たちと一緒に嫌がらせを始めたんです。残業を押しつけられるのは序の口。職員会議の時間変更を僕にだけ知らせず、放送で呼び出して叱責されたり、ひどいときは車の鍵を隠されて家に帰れないこともありました」  しかし、何よりつらかったのは、かわいがっていた生徒たちからの目だったという。 「子供たちは教員同士の関係性を敏感に察知するので、先生からいじめられている先生は、高い確率で生徒からもナメられていじめられるんです。僕のクラスも学級崩壊に近い状態になり、それに耐えられなくなって1年で休職する羽目になりました」 <取材・文/週刊SPA!編集部> ― 大人のイジメ地獄 ―
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