麒麟・川島のインスタが面白過ぎる。ノンスタ井上もいじられまくり
卓越したセンスで人気を博しているお笑いコンビ・麒麟の川島明。漫才だけでなくトーク番組、良い声を活かしたナレーションの仕事など幅広い分野で活躍しています。
しかし、そんな彼の新たな魅力が発掘されたのがインスタグラム！ 彼のタイムラインに登場する芸人にはハッシュタグが付けられているのですが、その言葉のチョイスがまさに神。あまりの面白さにスマホ片手に噴き出してしまうほど、秀逸なのでぜひチェックしてみていただきたいところ。今回は、その中でも特にセンスの光る投稿をピックアップさせてもらいました！
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（よしもとアール・アンド・シー、画像：amazonより）
ぼやきツッコミが聞こえてくる……千鳥・ノブ
テレビで引っ張りだこ、今最も忙しい人気芸人の一人・千鳥のノブ。彼の独特なツッコミが聞こえてくるかのような写真に付けられたハッシュタグの数々は「これは本当に言いそう」と頷いてしまうものばかり。最後に添えられた「努力を積み上げて天才になった芸人」には、大阪時代から切磋琢磨した仲間へのリスペクトが込められているようです。
予測外の例えだけども、ぜんぶ「言われてみれば！」……ミキ・昴生
お笑い第7世代における実力トップクラスの漫才師として名を馳せるミキのツッコミ・昴生。イケメンな弟・亜生との対比で語られることが多い彼のルックスですが、単身で見ると「こうなるのか！」と思わず膝を打ってしまうほど上手い例えが羅列しています。大学生、バンドマン、体育教師になぜか名探偵コナン……言われてみればそう見えてしまうのだから不思議。その上で「全てのボケに食らいついていける若武者」という賛辞の例えも頷けますね。
地方出身者の味わい深さを体現……カミナリ・まなぶ
よしもと以外の事務所からは、茨城弁ドツキ漫才で全国区にのし上がった漫才・カミナリのボケであるまなぶが登場。挙がった例えはどこか牧歌的というか、地方でよく目にしそうな味わい深い情景ばかり。特にこの顔はとんでもない出来事を茫然と眺めている人間の表情によくハマってます。個人的には「祭りの屋台で焼きそば焼いてたら浴衣姿の元カノが先輩と歩いてるのを見かけた奴」が特にマッチしてるように思いました。
実際に本人にコント化して欲しい……ゆりやんレトリィバァ
女芸人にも容赦ないハッシュタグ爆撃！ ピン芸人のゆりやんレトリィバァのタグは、どこか本人のネタを思わせる設定が多く、ぜひゆりやん自身でコント化して欲しいと切望します！ 特に「告白したもののフラれた女の子の後ろから出てきて_なにがあかんねんな_と問い詰めてくるその子の親友」は、見てみたいところ。やたら意思の強そうな絶妙な表情と併せてグっときます。
最高傑作とも名高い、これぞ神技……NONSTYLE・井上
彼のハッシュタグこそ川島明の最高傑作と言えるのではないでしょうか。ナルシストキャラ、嫌われキャラとして注目を浴び続けるNONSTYLE・井上。他の芸人とは違い、全くもってアゲ要素ナシ。しかし彼のキャラも相まって悲壮感も何もなく、ひたすら面白いワードセンス抜群なタグとなっています。「手品やってたら横から見ようとしてくる奴」などしょうもない奴への例えもあれば「おばあちゃん家の便座」「大家族のバスマット」などもはや人間ですらないものまで……。ラストの「袴田吉彦さんが今回の騒動で抱えた後悔の部分」に至ってはもはや概念への例え。素晴らしい締めを飾っています。 12月23日にも読売テレビで『#ハッシュタグバトルツアー3』で特番化された麒麟・川島のインスタグラム。今後もどんな芸人が登場し、どんなハッシュタグが付けられるのか。さらなる広がりに期待していきたいですね！ ＜文／もちづき千代子＞
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter：@kyan__tama
