すぐに母に助けを求めましたがびくともせず、このままでは採用面接で落とされるとパニック&半泣きです。

それを見た母の、「
髪の毛でうまく隠せないの?」の言葉で、ヘアスタイルを何パターンか試しましたが、そもそもぴっちりとしたお団子ヘアが基本。これでは耳は隠せません。調べたところ、このようなケースは皮膚科で対応してもらえるとのことでしたが、それでは遅刻してしまうし。
考えた結果、とにかく面接だけは絶対に受けたい、落ちても全て自分のせい。それに、もしかしたら気付かれないかもしれないと淡い期待を胸に採用面接に向かうことに。
会場に到着すると、みんな軟骨にきらりと光るピアスを驚いた顔で二度見。
「やっぱり目立つんだ」、と面接を前に不安な気持ちになります。
私のピアスは右耳。面接官から少しでも見えないといいなと、顔の向きを変えてごまかしながら、気が気ではない面接が始まります。姿勢に表情に話し方、すごく見られている……。
外国人面接官の一人に耳を見られた気がして、「あぁ、ダメだ」と肩を落とすシーンもありましたが、質疑応答はまあまあの出来だったと自分を慰めます。
多分不採用だろうけど、頑張ったと。
それがどういうわけか採用だったったからビックリ!