石原さとみのような「美しい横顔」をつくる簡単トレーニング
柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。
1月3日に放送された『石原さとみのすっぴん旅inギリシャ』(フジテレビ系)で、石原さとみが語った「自分の体でとくに好きなパーツ」がネットで話題になっていました。その内容とは…。
「アゴのラインなんだよね。そこを見せるには、その下をへこまさなきゃいけなくて。へこますには、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)が出てないといけないの。そこを鍛えるためには、背筋運動をするのがよくて」
たしかに石原の横顔はアゴのラインがとてもきれいに出ていますよね。スタイルのいい女優さんでも横顔の画像を検索すると、アゴ下が少しタプっとしてる人もいますが、石原のアゴ下はとてもすっきりしています。
今回は美しいアゴのラインのカギをにぎる「胸鎖乳頭筋(きょうさにゅうとつきん)」ついて徹底解説していきたいと思います。
いきなり衝撃的なタイトルとなりましたが、これはとても重要なことです。
そもそも一般の人はあまり聞きなれないであろう胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)。これは首の側面に左右一本ずつある筋肉で、耳の後ろのボコッとした骨から鎖骨の内側のほうへつながっています。
首を曲げたりひねったりする際に使う筋肉ですが、基本的に首周りのトレーニングは専門知識が必要となるため、正しい情報と指導を受けながら行うことが大切です。見様見真似でやってしまうと、取り返しのつかない大きな怪我・障害につながる可能性もあります。
石原さとみさんも「胸鎖乳突筋を出すには、背筋を鍛えなきゃいけない」と話していましたよね。直接、胸鎖乳筋を鍛えているのではなく、あくまで胸鎖乳頭筋を引き立てるために背筋が必要だといっています。
ではなぜ胸鎖乳突筋を引き立てるために、背筋を鍛えなければならないのか…それは“体軸が整う”からです。背筋は「抗重力筋」という分類に属し、この筋肉が働くことで背骨がまっすぐ立ちます。
背筋が強くなると体軸が整い姿勢が良くなります。そうすると頭や胸鎖乳突筋を含めた首周りの筋肉が正しいポジションに収まって、アゴのラインもキレイになり働きもスムーズになるのです。
それではさっそく背筋を鍛えるトレーニングを紹介します!
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