2020年バレンタインの予算平均は?“健康美容系チョコ”にうっとり
2月14日(金)は言わずと知れたバレンタインデー。あげる相手がいてもいなくても、チョコ食べた~い!と気分が上がっちゃいますね。
(株)明治が15歳~74歳の男女12,739人(首都圏・中京圏・関西圏在住)に調査(※)したところ、「2020年のバレンタインにチョコをあげる予定がある」と答えた人は37.6%。3人に1人はバレンタインにチョコをあげる予定というわけですね。
また、あげる予定と答えた人のうち女性1173人に予算を聞くと、2020年のバレンタインチョコの平均予算は総額4923円。昨年の調査に比べて221円増えています。
4923円も!?と思ったらこれはあくまで「総額」。20代女性に「相手別予算」を聞くと、恋人=2686円、自分=2219円、配偶者=2062円、といったところです。
全世代の女性に「チョコをあげる相手」を聞くと、①配偶者62.6%、②自分32.5%、③息子29.4%、④父親28.1、⑤女友だち17.6%、⑥職場関係17.1%、⑦恋人15.6%の順。恋人が少ないのは、調査対象が15歳~74歳と年齢が幅広いからでしょう。
夫・家族・自分のためのチョコなら、美味しさだけでなく健康と美容も考えて選びたいですよね。
最近、チョコに含まれる「カカオポリフェノール」や「カカオプロテイン」の健康効果が注目されており、今年のバレンタインでも健康志向を刺激するチョコがたくさん登場。いくつかご紹介しましょう。
ジュリアン・デシュノ氏が手がける、パリ郊外にあるショコラトリーから日本初上陸。同氏はアラン・デュカスの元トップショコラティエでもあります。
砂糖はできる限り少なくし、アーモンド、ヘーゼルナッツを店舗で挽いてローストした、素材の味を活かしたプラリネが特徴です。
ヘーゼルナッツがたっぷり入ったプラリネなどプラリネ3種9個入の「プラリネアソート」(3240円)と、カカオニブをミルクチョコレートとさつまいもパウダーでコーティングした「カカオニブドラジェ」(3024円)の2種類。(髙島屋バレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ」にて取り扱い)
ショコラティエ・三枝俊介による「ショコラティエ パレ ド オール」から、2020年1/17~2/14限定で新作が登場。
そのうち「スーパー Hi カカオ」(税抜 1850円)は、カカオ本来の風味を堪能できる4種類のボンボンショコラです。自家製の高カカオチョコレート+自家製カカオパウダーでカカオ濃度を上げ、フレーバーはプレーン・はちみつ・アーモンド・カカオニブの4種。
「パレ ド オール」各店(東京店、大阪店、清里店、青山店で発売されます。
創業300年の「葉山 日影茶屋」から誕生した、オーガニックフードの「チャヤマクロビ」。「ヴィーガンバレンタインデー&ホワイトデー」をうたう限定商品が登場します。
動物性食品を食べないヴィーガンでもOKな植物性100%で、白砂糖・乳製品・卵もゼロだそうですよ。
1/29~3/14に「チャヤマクロビ」各店舗やオンラインショップで発売。
お店で食べるチョコにもバレンタイン限定メニューが登場。「ル・サロン」東京工房と六本木限定の「フォンデュ・ショコラ グラス・ヴァニーユ」は、イチゴとシュークリームを濃厚なチョコレートディップにフォンデュして頂きます。もはや天国…。バレンタインシーズン限定で、75%のショコラをソースに使用するそうです。
最近では、コンビニやスーパーでもハイカカオや砂糖控えめなチョコが買えるので、義理チョコにもよさそう。
チョコレートジャーナリスト市川歩美さんは、2020年バレンタインをこう予測しています。
「かつてチョコというと、太りそう、むし歯やニキビの原因と言われ、カラダによくないイメージで捉えられていました。それが今ではエビデンスをもとに健康に良いことが知られています。美容意識の高い女性ではカカオポリフェノールのアンチエイジング効果から、サプリメントのようにチョコを毎日食べることを習慣にしている人も少なくありません。
女友だちには美肌効果でキレイを、夫や父親には低GIで健康習慣を贈る…そんなバレンタインが、新常識になりそうです」(市川さん)
※調査概要
■実施時期:2019/11/6(水)~11/11(月)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:◎事前調査…首都圏・中京圏・関西圏在住の15歳~74歳の男女12,739人
◎本調査…2020年のバレンタインでチョコを渡す・もらう予定の首都圏・中京圏・関西圏在住の15歳~74歳の男女2000人
<文/女子SPA!編集部>
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