ブラジャー選びでバストが激変。プロ同行で下着を買ってみた
下着はお洋服と比べて、自分に合うものをどう選べば良いかわかりにくいですよね。「いま着けているブラジャーって自分に合ってるの?」と疑問に感じる方も少なくありません。
下着屋さん同行の一番のメリットは、ブランドの壁を超えて自分に合う下着やポイントを知れることです。下着屋さんはそれぞれのブランドに、デザイン以外の強みがあります。もちろん一つのメーカーでもいろんな体型・年齢の方に合いやすいタイプを用意していますが、数あるブランドの中でそれがベストなアイテムかと言われると、必ずしもそうとは限りません。
私がフリーランスになったのも、自社商品以外の下着をお客様にすすめたいという気持ちがあったからです。フリーランスのアドバイザーは商品を売るわけではなく、知識を売っています。なので、それぞれのブランドの傾向を知った上で自分にはどこのブランドのどの商品が合うのか、さらに自分で選ぶ時はどんなタイプを選べばいいのかを学べるのがメリットです。
一人目のAさんは採寸もフィッティングも数年振り。ここ3年以上はずっとブラトップで過ごしているとのことでした。推定でC85とお話を聞いていました。
二人目は私の担当Bさん。私を担当し始めてから、いろんなブランドに足を運ぶようになったのだとか。普段はF65のブラジャー。
まずは買いやすいお値段で、使いやすいランジェリーまでしっかり揃う「Risa Magli(リサマリ)」さんへ。
まずはワイヤー入りブラがお久しぶりのAさん、採寸で大体のサイズを出します。B80と出ましたが、採寸では実際のサイズよりも小さく出てしまうことはままあります。今回は、お身体の幅も考慮してE80を試着してもらうことに。
ワイヤー入りを着けると、ばっちりバスト全体の位置が上がります。さらに、しっかりした硬さのカップなので横から見たときも上向きバストになるんです。
フィッティングの際も、あふれずバスト全体を包み込んでくれるような寄せ方にすることで、圧迫感なく着けてもらいやすくしました。
ブラトップだとカップの形上バストに丸みが出て、サイドがスッキリしにくく、冬は太って見えがちです。また、引き上げたままキープする力がほとんどないので、どうしてもバストが下がって見えてしまいます。
さらにバストが鳩胸さん(胸骨が前に出ているバスト)だったため、ワイヤー入りの中でも圧迫感の少ない「L字ワイヤー」タイプを選びました。
Aさんが試着したのは「ミラクルブラ」というL字ワイヤーでダブルパッドのもの。バストにハリがある方だと、今回のようなしっかりした硬さのカップと反発しあってしまうことがあるのですが、Aさんのバストもハリがあり、ブラと反発をしていました。そのため、サイドのパッドをそれぞれ抜いてよりフィット感がアップするようにフィッティング。
【参考記事】⇒Eカップ=巨乳じゃない。自称Bカップが実はEカップの可能性も
【参考記事】⇒採寸だけじゃブラサイズは分からない。正しいブラの買い方
下着はお店やスタッフさんによって合わせ方が変わってくるので、自分でいろんなブラジャーやフィッティングを受けてみて自分の好みを知ることが大切です。しかし、なかなかまとまった時間はとれない。そんな時は、ブランドにとらわれずに下着を紹介してくれるフリーのアドバイザーと下着を買いに行ってみるのもオススメです。
ですが、いきなりアドバイザーに相談するのも不安だと思いますので、今回は女子SPA!の編集部員2名の下着屋さん同行の体験レポートとともに、最初に行ってみるのがオススメのブランドもあわせて紹介します。