4年前のストーカーが自宅近くにいた!彼氏の家に逃げたら意外な展開に
あなたは、もう二度と会いたくないと思っていた相手と再会してしまったらどうしますか?
ですがそれが転機となり、結果的に幸運をつかめる事もあるようです。そんな経験をした女性にお話を聞いてみました。
澤柳彩芽さん(仮名・27歳・派遣社員)は、Wさん(34歳・不動産業)とお付き合いを始めて3年目になります。
「バンドをやっている友達のライブの打ち上げに行った時、たまたま隣の席に座ったのがWだったんですよ。音楽の話で盛り上がって、一緒にライブやイベントに行くようになり、自然と付き合うようになりました」
そんなWさんですが、最近忙しいのかあまり彩芽さんをかまってくれません。
「一緒にライブ行こうよと誘っても『行けるかどうか分からないから、他の友達を誘いなよ』と何度も断られて寂しいんですよね。
この間も、せっかくWの部屋に遊びに行ったのにずっと寝ていて全然起きてくれないので、私がイライラしはじめたらケンカになっちゃって」
彩芽さんは“もしかしてマンネリ気味の付き合いに嫌気がさしたとか?ひょっとして他に好きな人がいるのかも…”と不安に思っていたそう。
そんなある日、最寄り駅のホームである男性を見かけて血の気が引く彩芽さん。
「私、4年前にストーカー被害に遭った事があって…そいつがこっちを見ていたんですよ。恐ろし過ぎて心臓のバクバクが止まりませんでした」
走って駅を出て、タクシーに乗り込むと真っ直ぐに彼氏の部屋に向かいました。
「そのストーカーは、当時住んでいたマンション近くのコンビニ店員なのですが、私をつけ回したり、郵便受けに直接手紙を入れてきたりして『毎日可愛いね。でも、ブリトーばっかり食べてないで自炊もしなよ』とか気持ち悪い事を書いてくるおっさんで」
その手紙を持って警察に相談に行きましたが「それぐらいじゃちょっと…何かあったら、また来てね」と相手にしてもらえなかったそう。
「仕方がないので、両親にお金を借りて引っ越しをしたんですよ。それからは何事もなく平和に過ごしていたのですが、まさか今になってまたヤツが現れるなんて」
ようやく彼氏のマンションに着くと、あわてて部屋に駆け込む彩芽さん。
「そしてWの顔を見たら安心したのか、私、腰が抜けたように座り込んで泣いてしまって」
驚いてアタフタしている彼氏に、やっとの思いで理由を伝えると…。

画像はイメージです(以下同)
4年前のストーカー男が最寄り駅にいた
警察にも相手にされず、両親に借金して自宅を引き払った

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