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婚活でハイスペ男性は見つからない?アラフォー女性の決断

 仕事を頑張っている女性ほど、婚活では相手にもハイスペックを求めがち。それが失敗原因になっている人も少なくありません。   “個人仲人”として、特にアラフォーのバリキャリ女性の婚活をサポートしてきた「コンパニェーロ」の結婚コンシェルジュ・江原史枝さん。事例をあげてもらいながら、望ましい婚活のあり方を全3回にわたって聞きました。今回は第3回目です。
婚活をしていくうちに、結婚感に気づく女性もいる

写真はイメージです(以下同)

 3回目は、これまであまり男性に縁のなかった40歳の女性が、婚活をすることによって、柔軟な考え方を身につけられるようになった事例です。

スペックだけで選んでも、理想の人がいないと気づく

「40歳のアパレル業界の環奈さん(仮名)は、統括マネージャとして全国を飛び回る有能な女性です。でも忙しすぎて、結婚が後回しになってしまった感があり、さらに出会いが少ないという印象がありました。環奈さんは最初、高スペックな男性を希望して、そういう人たちとお見合いをしていましたが、そのうちに、『ハイスペックでなくてもいろんな人に会ってみよう』とだんだん変わっていきました」(江原さん、以下同) スペックだけで選んでも、理想の人がいないと気づく お見合いをしているうちに、スペックだけで選んでいても、理想の人がいないと気づいた環奈さん。やがて「高学歴や年収ではなく、今は収入が低いけど、頑張っている人を見たい。人としての在り方を見たい」と、子持ち男性や、年下で収入が彼女よりも低い男性とも見合いするようになったのです。

婚活パーティーやワイン会にも参加

「環奈さんは、半年で高スペックにこだわらずに人柄重視と気づいたわけです。私は彼女に、婚活パーティーやワイン会に参加するなど、見合いに留まらず自分からどんどん行ってと、アクティブな婚活を提案しました」  するとパーティーで出会った男性が「気になる」と環奈さん。柔軟な考え方と行動力がある女性は、チャンスをつかみやすいですね。  江原さんは、気になる人とつき合うことを勧めますが、環奈さんは「婚活をいつも意識したいから」とコンパニェーロを退所することなく、江原さんとの月一回の面談を強く希望したそうです。 「環奈さんは、ありがたいことに私を心強いカウンセラーと感じているようです。相談するカウンセラーがいるから、安心して婚活できるそうです」  江原さんは、モチベーションが高い環奈さんの婚活を次のように分析します。
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モチベーションを高く保つ方法は?
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