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転職しても戻ってくる人が多い航空業界。半年で戻った女性「中毒かも」

やっぱり航空業界で働きたい!

 退職後の私は就活を始めます。  在職中に出来ればよかったのですが、どうも不器用で。シフト勤務だったから面接に予定を合わせるのも難しかったし。  辞めてからはいろいろな企業の採用情報をチェックして、面接も受けましたよ。でもね……、何ひとつしっくり来なかった。気が付いたらまた憑りつかれたように航空会社の採用情報ばかり見ていました。 やっぱり航空業界で働きたい! 次の仕事が決まるまでのあいだ、派遣登録をして企業の受付をしていたとき。ふと見た窓の外の景色に悲しくなったのを覚えています。「飛行機が見えない!」って。都心のオフィス街なのだから当たり前だと自分に言い聞かせたけど、もう一度あの場所に戻ろうと気持ちが固まった瞬間でした。 「あの刺激的な仕事が忘れられない!」 「チェックインがしたい!」 「空港内に漂う旅へのワクワクに満ちた空気のなかで働きたい!」 ※グラホの制服が着たい&お得に海外旅行に行きたいという下心も数%含む  離れたことで改めて好きになってしまったんです、グラホの仕事が。

半年も経たずグラホに復帰

 これ、退職した人たちのあいだでも同意見の人が本当に多い。 「私、今○○社の最終選考に残ってるの」「もうすぐ○○社の求人出るらしいよ」なんて、情報交換会を開催したりして。  結果、退職から半年も経たないうちに2社目の航空会社への就職が決まりました。一発合格です。やっぱり経験者は強い! だって、就航路線や国、便数に違いはあってもチェックインの手順に空港内の知識があるんだから即戦力として活躍できちゃう。迷路のような空港内で迷子にならないしね。  そんなわけで、私の4年目のグラホ生活が幕を開けることになったのでした。  そうそう、2社目を退職してから何年も経つ今でも成田空港や羽田空港に行くと知り合いが働いています。かつて同じ制服を着ていた仲間が違う会社の制服を着て空港内で再会するのもよくある話。  グラホの仕事って好きな人は本当に好き。中毒?と思うくらい。 <文/高木沙織> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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