Lifestyle

マスク不足のなか、義母から手作りマスクが大量に送られてきて…

彼氏と共有のマスク入れから1日1個使おうと決めていた

 N美さん(27歳・契約社員)は、今年に入って新しい彼氏(Kさん・31歳・会社員)ができたばかりです。 「ちょっと磯村勇斗似のイケメンで、猫好きの優しい彼です。私も猫を飼っていて(黒猫のニャ子ちゃん)Kがインスタに上げたニャ子の写真に毎回いいね!してくれたのが付き合う事になったきっかけでした」
猫

写真はイメージです(以下同じ)

 お互いの部屋を行き来するようになった2人は、コロナウィルスの影響でマスクが手に入らなくなったため…。 「私とKの買い置きのマスクを合わせて、マスク入れを作り、そこから1日1個づつ使おうねって約束したんですよ」  すると数日後、マスクの減りが少ない事に気がついたN美さん。 「おかしいなと思い、Kに聞いてみたら『もったいないから俺、マスク取り替えるのは3〜4日に1回にしてる』って言うんですよ!もうビックリしちゃって」

ケンカになり、へそを曲げてマスクをしなくなった彼

 彼に「もったいないとか言わずに毎日取り替えよ。不衛生だし、そんなんじゃ意味ないから」と言っても「大丈夫、大丈夫!」と笑って言う事を聞いてくれません。 「そういえば、Kは猫のウタちゃんを溺愛していて、よくチュッチュとキスしているのですが、口うつしでお刺身を食べさせている時もあって…ちょっと大丈夫かな?と思っていたんですよね」 マスク ついこの2つの件を例にあげ、Kさんに不衛生だと注意したらケンカになってしまったそう。 「そして、マスク入れを突き返されて『全部持って帰っていいよ、俺はもうマスクなんかしない』と言って、ホントにマスクをしなくなっちゃって」  しかもKさんは花粉症だそうで…。 「電車の中や会社でくしゃみをしたら、周りの皆さんが不愉快に思うから、お願いだからマスクをして!もう、とやかく口出ししないからと毎日頼んでいるんですが、まだ機嫌を直してくれなくて」  彼氏がこんなにへそを曲げると長くなる性格だと、マスクのせいで気がついたN美さんなのでした。 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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