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「ダメなまま許される世界に」ゲイ作家もちぎさんの温かさに泣き笑い

ゲイだとバレ、「いつタイに行くんだよ(笑)」と言われた

――同意のないセックスはダメですもんね……。性といえば、近ごろはLGBTへ注目が集まることが増えてきましたが、そうした風潮をどうとらえておられますか。 もちぎさん:いいことも悪いことも含めて、注目されないと得られなかった結果がたくさん広がって来て、社会での顕在化、見えなかった存在に光が当たることの意味を知りました。当事者のひとりとしてはいい流れだと思っています。 ――そうした風潮でもカミングアウトはまだ勇気がいり、他人からセクシュアリティをアウティング(カミングアウトしていない人の秘密をばらすこと)されてしまうこともあると思います。アウティングされた時はどんな風に対処していけばよいでしょうか。
『ゲイバーのもちぎさん』(1) (Palcy・講談社、2月13日刊)

(c)もちぎ/講談社

『ゲイバーのもちぎさん』(1) (Palcy・講談社、2月13日刊)

(c)もちぎ/講談社

もちぎさん:最善は自分からキチンと説明しなおすこと。他人が言うとまた真意や文脈が異なって伝わってしまうので。あたいもゲイだとバラされた時「いつちんこ取りにタイに行くんだよ(笑)」って言われました。あたいの性自認は男性で、女性になりたいわけではありませんが、いつのまにかそのように伝えられていたんです。  また、誤解を解いても心身的なダメージは大きいと思うので、きちんと自身で整理して然るべき対処を取ったほうがいいと思います。何らかの機関や上に伝えられるようであれば、ちゃんと自分の居場所を守る動きをしなければならないです。「なんでやられたほうがこんないらない負担を強いられるねん」ってムカつくと思いますが、黙って自分を責める必要はないので安心して動いていい。
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「家族も他人以上、自分未満」
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