1年で7キロ痩せた「本格スパイスカレー」の簡単レシピはコレだ
「スパイスカレーで7キロやせました」。にわかには信じられない、この事実。『おいしくやせる!簡単スパイスカレー』(青春出版社)の著者、印度カリー子さんは、実際にカレーを食べ続け、1年で7キロやせた強者です。
市販のカレールーも小麦粉も使用せず、使用するのは素材とスパイスのみ。え? けっこう難しそう、と怯んだあなた。本書によると、「3つのスパイスを使えば、料理初心者の方でも簡単に作れるものばかり」。なおかつ100kcal以下のカレーもあるというから、驚き。試さない手はないですよね。
スパイスカレーがダイエットにおすすめなのは、日本のカレーのように小麦粉やバターをたっぷり使わないから。「グレイビー」というカレーの素のようなものと、肉と野菜を一緒に炒めるだけでOK。香辛料が体に優しく、使う油の量に気をつければ低カロリーで作れちゃうんです。さらに・・・
・スパイスの香りや刺激によって食事の満足度が高まる
・簡単に作れるから続けられる
・スパイスや具材の組み合わせ次第で、毎日新しい味に出会える
といった嬉しい特徴もあります!
まずは、スパイスカレーの素となる「グレイビー」の作り方を本書から抜粋してみました。
【材料(4人分)/237kcal】
玉ねぎ 1個(200g)
トマト 1個(100g)
塩 小さじ1
サラダ油 大さじ1
にんにく 1かけ(6g)
※チューブ入りの場合は3㎝ほど
しょうが 1かけ(15g)
※チューブ入りの場合は3㎝ほど
(A) 基本のパウダースパイス
クミン 小さじ1(8kcal)
ターメリック 小さじ1(7kcal)
コリアンダー 小さじ1(5kcal)
(B) 辛さを加えるスパイス
レッドチリパウダー 小さじ1(7kcal)
ブラックペッパー 小さじ1(7kcal)
青唐辛子 1/4本(5kcal)
<つくり方>
1. 玉ねぎの根元の部分を残したまま、十字に切る。
2. スライサーで十字に切った玉ねぎをスライスする。包丁で薄切りにするか、みじん切りでもOK。
3. にんにく、しょうがはみじん切り。トマトはざく切りにする。
4. 油大さじ1をフライパンに熱し、中~強火でにんにくとしょうがを1分ほど炒める。
5. 玉ねぎを加えて、中~強火で5~6分炒める(みじん切りの場合は、10分ほど)。茶色くなってきたら、底をこするようにして、焦げつかないようにする。
6. あめ色を超えて、焦げ茶色になるまで炒める。
7. トマトを加え、中火で3分ほどヘラでつぶしながら、ペースト状になるまで炒める。
8. 弱火にしてから、(A)、塩を加える。1分ほど混ぜながら炒めて完成。
※辛さを出したい人は、(B)を加える。
玉ねぎをあめ色になるまで炒めたり、スパイスを数種類駆使したり、主婦である私ですらほとんどしない工程です。面倒くさい印象は否めませんが、一度つくってしまえば、そんなイメージは払拭できるはず。
本書に載っているスパイスはスーパーで売っていますし、作り置きして冷凍保存も可能とのこと。週末は、オシャレなグレイビーつくりにチャレンジしてみてはいかが。
グレイビーができてしまえば、あとは具材を工夫するだけ。本書に掲載されているレシピは、30種類以上!その中から、食べやすくて栄養もバッチリな2品を選んでみました。
☆ひき肉となすのカレー(1人分 286kcal)
【材料】
鶏ひき肉 100g
なす 2本(100g)
ヨーグルト 大さじ2
グレイビー 1/4量
※前述のグレイビーのつくり方参照
<つくり方>
1 なすは薄めの輪切りにする。
2 フライパンにひき肉とグレイビーを入れ、中火で1分ほど炒める。
3 なすを加えて混ぜ合わせ、フタをして弱火で5分ほど蒸し焼きにする。
4 火を止めて、かき混ぜて滑らかにしたヨーグルトを加えて混ぜ合わせる。味をみて、必要なら塩(分量外)で味をととのえる。盛りつけて、お好みでパクチーをちらす。
※香りアップのおすすめホールスパイス
クミンシード 小さじ1/4
クローブ 1粒
カルダモン 1粒
冷蔵庫に余りがちななすと、たんぱく源でもある鶏ひき肉のカレーです。くせのないなす&鶏ひき肉のコンビですが、スパイスと合わせることによってパンチのある味に大変身。ヨーグルトの酸味がさっぱり感を醸し出し、コクがあるのにあっさり食べられますよ。
スパイスカレーはダイエットにぴったり?
スパイスカレーの素「グレイビー」の作り方
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