ダイエット中に「セブン-イレブン」で三菜を揃えるなら? 管理栄養士に聞く
身長161センチで体重60キロから44キロへと16キロものダイエットに成功したのち、苦しいリバウンド生活から解放された、管理栄養士の松田真紀先生。実践したのは「6つのやせ習慣」で、そのうちの1つが夕食の「一酒三菜」とのこと。「汁」ではなく、「一酒」の理由は、お酒と食事をセーブせずやせたからだそうです。
しかも、コンビニで売っている食材のみで「三菜」はそろうとのこと。今回はセブン-イレブンに売っている食材で実現できる方法を聞きました(以下、コメントはすべて松田先生)。
仕事で疲れていて自炊する気力がないからコンビニで食材を調達したけれど、プラスチック容器に入ったまま食べるのは味気ない。だからといって、食材を移し替えたお皿を何枚も洗うのはイヤ。そんなときに活躍するのが、3品入るワンプレート食器でのダイエットだそうです。
「本当に疲れている日はプラスチック容器のまま食べることもやむを得ませんが、食事は見た目が大切です。五感には『視覚』『聴覚』『触覚』『嗅覚』『味覚』がありますが、人間が『美味しい』と感じるときの五感は、視覚が味覚より影響が大きいという説があるからです」
視覚の点では、「三菜」をワンプレートに盛りつけるとデリ風になり華やかな見た目になります。私も実行しましたが、準備と後片付けが楽でハマッたのでオススメです。
【主菜は脂肪が燃えまくる「燃焼タンパク質」を選ぶ】
◆主菜……魚であれば「サラダフィッシュ サーモントラウト」を。
「サーモンの赤色の色素が、抗酸化物質『アスタキサンチン』。ニンジンなどに含まれるベータカロテンの40倍以上の抗酸化力があると言われています。血管の若返り、血糖値抑制、脂質の燃焼を優先的に行う効果を持ちます。
サーモンの強みはビタミンDが効率的に摂取できること。血中ビタミンD濃度が高いほど代謝がよく、ダイエット効果が上がるなど、さまざまな若返り効果が証明されています。焼き鮭だと3分の1切れ(20グラム)程度で成人男性の1日の目安、5.5マイクログラムが摂取できます」
◆主菜……肉であればオススメは2種類
(1)「切れてるサラダチキン(よだれ鶏麻辣ソース)135g」
「サラダチキンをおにぎり代わりにかぶりつくスタイルがよく見られますが、なぜだか虚しくなってしまいます。食事というより、ただ「お腹いっぱい」にするためだけに食べているからだと思います。今は、手間をかけずにスマートに切れているタイプがあります。ソースと一緒にサラダを食べてもいいでしょう」
(2)「シャキシャキ野菜の豚しゃぶサラダ」+「トッピング用温泉たまご」1個
「豚肉は、ビタミンB群の中でも、特に糖質の分解に必要なビタミンB1群がしっかりと摂れる食材です。疲労回復にも役立ちます。
卵は、ビタミンC以外すべての栄養素が含まれた、完全栄養食品。レシチンはコレステロールの血管沈着を防ぎ、血管自体を若々しく改善して、代謝を上げる作用をします。食べすぎはよくありませんが、持病のない健康な人なら1日1個程度であれば許容範囲です」
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