ダイエット中に「セブン-イレブン」で三菜を揃えるなら? 管理栄養士に聞く
【副菜1は疲れ知らず、老い知らずの「若返り野菜」を選ぶ】
◆副菜1……冷凍食材の「ベーコンほうれん草」、「すぐに使えるブロッコリー」、「カットほうれん草」
「ほうれん草やブロッコリーには、超強力な抗酸化物質であるクロロフィルが含まれています。抗酸化物質は、体内に発生した活性酸素を取り除き、代謝を上げる働きをしてくれます。実は、これが体を若返らせるうえで非常に有効なのです」
【副菜2では、お腹がみるみる凹む「整腸食」をチョイス】
◆副菜2……「沖縄県産もずく」、「味付きめかぶ」
「大腸には善玉菌と悪玉菌の2種類の腸内細菌が存在し、善玉菌を増やすことが太らない秘訣です。善玉菌が増えることで腸内環境を整えることで、肥満ホルモンの分泌を抑制し、同時に食欲自体を抑制する働きがあります。
善玉菌を増やす海藻類に含まれる水溶性食物繊維は、ダイエットの味方となる栄養素です。水溶性食物繊維は、水に溶けてゲル状になると、胃の中にある食べ物を包み込み、糖質の消化・吸収を緩やかにして、血糖値の急上昇を防ぎます。また、コレステロールなどの余分な脂質の吸収を抑える働きもしてくれます。
海藻類をワンプレートに盛る場合は、カップのまま置いてもそれほど見た目は損なわれないと思います」
何種類か紹介していただきましたが、毎日同じメニューを食べると飽きる人も多いはず。そこで、松田先生にアドバイスをいただきました。
「前日と違うメニューを食べるのは脳に刺激が与えられ、認知症予防になると言われています。提案したメニューに縛られすぎず、変化を持たせてください。
・「サラダフィッシュ サーモントラウト」→「銀鮭の塩焼」
・ほうれん草やブロッコリーなどの冷凍食材→「たことブロッコリーバジルサラダ」、「国産ブロッコリーとキャベツのごま和えサラダ」、「たっぷりほうれん草とベーコンのサラダ」
・もずく、めかぶ→「セブンプレミアム まるごとわかめスープ 8袋入」
などが代表例です」
【松田真紀(まつだ・まき)】
アスリート管理栄養士。20年に渡る大手広告代理店でのプランナー経験を生かし、トータルフードプランナーとして独立。自らがアスリートとして身体で実証した実践できる栄養プランの提案をポリシーとしている。『前田家の食卓~食べて身体を整えるレシピ~』(幻冬舎出版)栄養監修。2017年7月、初の自著として、居酒屋で何を食べればやせるかを図解入りで詳しく紹介する「居酒屋ダイエット」(三笠書房)を出版。
<文/内埜さくら>
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