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婚活アプリで何百人と会っても結婚できない女性と、数人で結婚できる女性の違い

 こんにちは。恋愛コンサルタントの菊乃です。
結婚

※写真はイメージです(以下、同)

 2019年に結婚した・お付き合いしたという方の中で、最も多い出会い方がマッチングアプリでした。便利で手軽であるというメリットがありますが、一方デメリットもあります。それは、真面目な出会い目的以外のユーザーもいるということ。

アプリでマッチングしたイケメンの正体

 最近ご結婚した教員の京子さん(仮名)は、マッチングアプリで苦い思い出があります。 「初めは街コンやアプリで婚活していました。アプリでイケメンとマッチングして、メッセージのやり取りをしていたんです。何日かやりとりして、話も合うしだんだんと気になるようになりました。  ある日、その男性から『スマホの機種変更をする予定で、手違いで私とのメッセージが消えるかもしれないからメールを送ってほしい』とアドレスを教えられたんです。  しかし、そのアドレスにメールを送ったら迷惑メールの嵐で。要するに、個人情報取得のためにいろんな女性とマッチングしていたのでしょう。すぐにそのアカウントを通報したのですが、それに懲りてアプリは止めました。恋愛経験もないから騙されたんだとものすごく落ち込んだんです」  京子さんはそれから身元保証がしっかりしている結婚相談所に登録して、旦那様と巡り会いました。

高学歴高収入女性が見落とす偽プロフィール

「この人とこのまま付き合っていてもいいのでしょうか?」  ご相談に来た由美さん(仮名・33歳)は、製薬会社勤務で年収は1000万円に届くぐらい。とはいえ、童顔でおっとりした話し方ゆえに、所謂キャリアウーマンっぽさはほとんど感じない女性でした。 女性 由美さんが「この人」と呼ぶのはマッチングアプリで知り合った4歳年上の佐藤誠さん(仮名)。素朴な由美さんと比較すると、彼はワイルド系でイケメンの部類。しかし、名前をFacebookで検索してみると、友達もほとんどおらず、投稿もない。そのあたりでモヤっとするものの、お付き合いをスタート。  交際を始めてしばらくたつと、デートをドタキャンされたり、不誠実な対応が目立ってきたそう。だったら別れればいいのですが、由美さんにとっては初めての彼氏でした。真面目な由美さんは、どうしたらいいか分からなくなり相談に来たのです。  由美さんは、一度も交際経験がありません。県内でも有数の進学校を卒業し、共学の薬学部に進学。学生時代は勉強のストレスで30代の今よりも体重が重かったそうです。恋愛経験もモテた経験もなし……。そんな彼女、まずマッチングアプリから手を出してみたのです。 「結婚相談所も考えたのですが、説明を聞きに行ったら、交際に入ったら3か月で成婚退会しなくてはならないシステムに、気持ちが付いていかなそうで……。それで、まず恋愛からと思いマッチングアプリを始めました」  佐藤さんと知り合って、メールでやり取りをしているときは青春時代を取り戻したようで楽しかったそうです。二人ともすでにそのアプリを退会しているため、彼のプロフィールは確認できませんが、確か年収1200万円37歳輸入会社の営業だったそうです。  年収1200万円のイケメン37歳が独身で残っているはずがないし、残っていたとしても無料のアプリで出会えるわけがない、と思う方もいるでしょう。もっと詳しくお聞きすると、付き合っているといいながら、由美さんは彼の家に行ったことがないのです。家に行きたいと言ってみても、その都度理由をつけて聞き入れようとしません。確証はないものの、おそらく家庭があるのでしょう。  幸か不幸か由美さんは年収が高い人が周りにいる環境で働き、年収1200万円を特別高いと思わず、何の疑いも持たずにマッチングしてしまったのでした。
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無限に出会えるアプリで結婚できる女性とは?
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