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夫婦での副業にはメリットが多い。老後のためにも夫婦で稼ごう

 マイナス成長が続く日本。もはや、単身で老後までの資金を稼ぎ続けるのは苦しい状況に。その中で注目されつつあるのが、協力して副業で稼ぐ夫婦たちの存在だ。最新の「夫婦で稼ぐ」事情を徹底取材! 一家団結で令和を生き抜く新たな稼ぎ方に迫る。 夫婦で稼ぐ

共稼ぎだけでは足りない! 稼ぎ口を増やして難局を打破せよ

「これからは会社員の大幅な賃金上昇が見込めない時代。共働きだけでなく、夫婦で協力して副業をするといった、新しい第3・第4の稼ぎ口を自分たちで考えていく必要があります」  そう警鐘を鳴らすのは、経済評論家の加谷珪一氏だ。 「現在、国が進めている『70歳定年制』が現実になれば、企業の負担する総人件費は高騰し、一人当たりの賃金は抑えざるを得ません。賃下げの主なターゲットは40代以降の中高年。この世代の収入が危うい状況は、今後もしばらく続きます」  収入減少という事態に加え、物価上昇が追い打ちをかける。 「この20年、日本経済はほぼ横ばいで推移する中、海外は成長を続け、物価も上がっています。輸入品を先駆けとして価格は上昇するので、同じ収入のままでは老後準備どころか生活水準の維持も難しくなるでしょう」

夫婦での副業にはさまざまなメリットが

 複業研究家の西村創一朗氏も夫婦で協力して副業に励むのにはさまざまなメリットがあると述べる。 「本業や家事で忙しい中、副業の時間を捻出するのは大変ですが、夫婦で分担すれば負担が抑えられる。さらに、互いの強みを掛け合わせることで1+1以上の成果を出すことも可能になるのです」  仕事の連絡も家庭内で完結できるので、外で副業仲間を求めるより効率的という。また、夫婦での副業には思わぬ効果もあるという。 「共通の目的に向かって議論し、励まし合いながら努力を重ねることで、夫婦の絆はより深まります。仕事を通して得るスキルで自信もついてくる。まさにいいことずくめなのです」  夫婦で協力することで効率的に収入増加を目指すのが「新時代の共稼ぎ」なのだ。 【経済評論家・加谷珪一氏】 日経BP社、投資ファンド運用会社を経て独立。メディア連載などのほか、億単位を運用する投資家の側面も。近著に『日本はもはや「後進国」』 【複業専門家・西村創一朗氏】 リクルートキャリア在職中に副業としてHARESを創業、働き方改革の専門家として個人・企業向けにコンサルティングを行う。著書に『複業の教科書』 ―夫婦で稼ぐ!― <取材・文/週刊SPA!編集部>
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