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給与明細は捨てちゃダメ! 誰でもできるお金知識の「第一歩」

かんたんにできる節税・投資対策

貯金 マネーリテラシーと聞くと、今話題の「ふるさと納税」や「NISA」「iDeCo」など、節税や老後に向けた長期投資をイメージする人も多いもの。もちろんそれも大事ですが、その前段階として、現在のお金の制度などを知ることが大切であると、話からは分かってきます。 「節税や投資の最初の一歩としては、日常に身近な医療費控除について知ることや、税金の先取り意識を持つことから始めてみると良いでしょう」 <西山さんおすすめの取り組み> ●病院の治療やドラッグストアで薬を買った際の領収書を袋に入れて分けておき、年末になったら「医療費控除」の対象かを見直す(医療費全般なら合計金額が年間10万円を超えた場合、ドラッグストアで該当する薬代なら年間1万2000円を超えた場合、確定申告により税金が戻ってくる可能性あり) ●住民税・自動車税・固定資産税を自分で払っている人は、振り込み用紙が届いて慌てることのないよう、あらかじめ金額をよけておく(税金の先取り意識) ●ふるさと納税は、6自治体以上にすると自分で確定申告しなくてはいけないので注意  日本という国には、実は様々な税制優遇や補助の制度があります。しかしそれも、基本的に自分で申告しないと受けられない側面があります。1円でも得をするために、よりお金に安心感を持てるために、小さく一歩を踏み出してみても良いかもしれません。 【西山美紀】 ファイナンシャルプランナー・コラムニスト 出版社勤務を経て2005年にフリーライターとして独立し、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。女性の生き方やお金などをテーマに取材を重ね、日々に潤いをもたらすお金の貯め方、使い方について発信中。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。
西山美紀さん

西山美紀さん

<文・イラスト/おおしまりえ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518
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