“コロナに効く”を真に受けて、毎日カレーを食べる彼氏にドン引き…
新型コロナウイルス騒動が原因で、価値観の違いなどが浮きぼりになり、人間関係がギクシャクしてしまう場合もあるようです。
今回は、そんなカップル2組のエピソードをご紹介しましょう。
「新型コロナウイルス騒動のせいで、Kがカレーしか食べなくなってしまったんです」
“武漢から特別機に乗って避難した数百人のインドの人々を検査したところ結果は全員陰性で、非常に健康的であったという話から、カレーがコロナに有効なのでは?”という真偽も分からず医学的根拠もない説をネットで読んだ彼氏は、すっかり信じてしまったそう。
「それから、Kの家に遊びに行けば朝も昼も夜も手作りスパイスカレー。シャバシャバの美味しいカレーをご馳走してくれるのですが、さすがに毎回だと飽きてきてしまって」
さらに、真奈美さんの家に遊びに来た時は近所のカレー屋さんからテイクアウトしてくる徹底ぶりだそう。
「またカレーを食べなきゃいけないのかなと思うと、ちょっとKと会うのが苦痛で」
おそるおそるKさんに「私は他のもの食べてもいい?」とたずねてみると…。
「『できる事なら俺といる時だけでも一緒にカレーを食べてコロナ予防して欲しい』と真剣な顔で言われてしまって…思わず『うん』と言ってしまいました」
真奈美さんの事を思ってくれているのは伝わってきましたが、正直会う回数は減ってきているそう。
「確かにカレーに入っているスパイスには、殺菌効果があったり体が温まって免疫力が上がったりするのかもしれませんが、コロナウイルスに直接効く訳じゃないじゃないですか」
“何でそこまで、そんな根も歯もない話を信じるのかな?”と彼氏の事がよく分からなくなり、距離を感じてしまったそうです。
続いては、潔癖症気味な彼氏とコロナ騒動以後、ギクシャクしている女性の話です。
安藤真奈美さん(仮名・25歳・メーカー勤務)は、同僚のKさん(26歳)とお付き合いを始めて半年になります。
「同世代で話も合う親友のようなKと、肩の力を抜いたお付き合いができて、心地よい日々を過ごしていたのですが…」
さて、2人の間に何が起きたのでしょう?
ネットで読んだ“カレー最強説”を真に受けた彼氏
彼氏の真剣な信じっぷりに距離を感じた
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