Love

“コロナに効く”を真に受けて、毎日カレーを食べる彼氏にドン引き…

三浦春馬系のキレイ好きの彼氏

 唐沢絵里さん(仮名・28歳・契約社員)は、Eさん(31歳・メーカー勤務)とお付き合いを始めて1年目になります。 「友達の結婚式の二次会で、Eを紹介してもらって知り合ったのがきっかけでした。ちょっと三浦春馬似で、私が一目惚れしちゃったんですよね」
三浦春馬

三浦春馬/『三浦春馬 ふれる』(マガジンハウス)

 そして彼氏はきれい好きで、いつ遊びに行っても部屋はホコリひとつなく片付いていたそう。 「私、今までそんなにピシッと掃除したりしなかったのですが…Eの影響でだいぶきれいにするようになったんですよ」  おたがいの部屋を行き来し、仲良くやってきた2人。ですが今回の新型コロナウイルス騒動以降少し様子が変わってきたそう。

除菌に神経質な彼氏にバイ菌扱いされているよう

「私がEの部屋に遊びに行くと、玄関で除菌スプレーをかけられてコートやバッグを拭かれ、そのままバスルームに直行しシャワーを浴びて着替えてからじゃないと、部屋の中に入れてもらえないんですよ」  彼氏も、いつもそうやって菌を自室に持ち込まないように注意しているので、絵里さんにもどうしてもそうして欲しいとお願いされたのだとか。 インフル患者が触ったドアノブはアルコールで除菌「仕方ないのは分かりますが、なんだかバイ菌扱いされてるようで悲しくて。騒動以降、私の部屋に全く遊びに来てくれなくなったのも、きっと汚いと思われているからなんだと…ちょっと被害妄想気味になってしまって辛いんです」  そして、スマホや化粧ポーチをバッグから出す度に「除菌シートで拭(ふ)いてくれ。そして、その手をアルコール消毒して」と除菌シートと消毒液を渡されるそう。 「コロナ予防のためなのは分かりますが、どうしても毎回傷ついている自分がいて…Eも神経質になっていて、言い方もちょっとキツめで怖いんですよ」  彼との今後を不安に思い、ため息をつく絵里さんなのでした。 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ