コロナじゃないのに…花粉症で咳が止まらない女性の悲劇
各地で影響が拡大している新型コロナウイルス。リモートワークを導入する企業も増えていますが、それは一部の職種だけであり、多くの人が今日も満員電車に揺られながら感染に対して最善の注意を払っていると思います。
そんな中、「正直、咳を我慢するのも限界なんです……」と語るのは、都内の製品サポートセンターに勤務する契約社員の女性です。佐藤朱里さん(仮名・26歳)は、この時期になるとマスクが手放せなくなるほど重度の花粉症患者だといいます。
「この時期はマスクだけでなく、帽子や花粉ブロックメガネがないと、とても出勤できません。マスクは新型コロナが流行する前に買いだめしていたのでいまのところ不足していないのですが、それでも、鼻水と咳は止まらなくて……。
一応、薬も飲んでいるのですが、仕事中に眠くならない薬にしているのであまり効かないんですよね。朝起きると目ヤニで目は開かないわ、痒いのでまぶたは腫れているわで、メイクもロクにできませんよ……」
メイクは眉毛のみ、マスク、さらに花粉が顔につかないための帽子にメガネなど……、本人いわく「女子力ゼロ」の服装で出社していると佐藤さん。毎年、この時期は憂鬱だと話す佐藤さんですが、今年はさらに深刻な事態に陥っているといいます。
「ずばりコロナです。いま、働いている会社は電子機器の製品サポートセンターでシステム管理などもあるので社員は全員出社しないといけないんです。そのため、2週間ほど前から社内の消毒や朝の検温チェックを導入して、今は非常にピリピリしている状態です。
私の業務は主に電話対応なのですが、花粉症で咳をするだけでも『こんな状況だから……』と言われて早退させられました。花粉症と言って信じてもらえず病院で診断書まで出してもらったのに、咳をする度に『念の為、今日はもう帰っていいよ』と言われました。以前は週5だった出勤も、いまは週3日しか働かせもらえません。
コロナじゃないと証明するのにも病院では検査してもらえないというし、何よりも時給制なので来月のお給料も心配。こんなことなら早く契約終了して次の会社に行きたいのですが、今はコロナの影響でどこも新しく人を雇う余裕なんてないともいわれていますよね……」
マスクをしてても止まらない鼻水とくしゃみ
花粉症の診断書も見せたのにコロナと疑われ…
「ずばりコロナです。いま、働いている会社は電子機器の製品サポートセンターでシステム管理などもあるので社員は全員出社しないといけないんです。そのため、2週間ほど前から社内の消毒や朝の検温チェックを導入して、今は非常にピリピリしている状態です。
私の業務は主に電話対応なのですが、花粉症で咳をするだけでも『こんな状況だから……』と言われて早退させられました。花粉症と言って信じてもらえず病院で診断書まで出してもらったのに、咳をする度に『念の為、今日はもう帰っていいよ』と言われました。以前は週5だった出勤も、いまは週3日しか働かせもらえません。
コロナじゃないと証明するのにも病院では検査してもらえないというし、何よりも時給制なので来月のお給料も心配。こんなことなら早く契約終了して次の会社に行きたいのですが、今はコロナの影響でどこも新しく人を雇う余裕なんてないともいわれていますよね……」
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