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76歳俳優が、新型コロナで死去。妻は看取れず、葬儀もできないかも

 感染拡大が止まらない新型コロナウィルス。先月には、日本お笑い界の至宝である志村けんが、治療の甲斐なく逝去し悲しみが広がっているが、海外でも感染するスターが相次いでいる。 「スター・ウォーズ」シリーズなどで知られる俳優アンドリュー・ジャックが、新型コロナウイルスにより死去したことがわかった。76歳だった。

隔離中の妻は夫の最期を看取れず

アンドリュー・ジャック

新型コロナウイルスにより死去したアンドリュー・ジャック

「スター・ウォーズ」シリーズにイーマット将軍役で出演し、言語コーチとしても活躍したアンドリュー。イギリスのサリー州にある病院で新型コロナウイルスの治療を受けていたが、先月31日(火)息を引き取ったという。  訃報を発表したエージェントのジル・マカラ氏は、次のように語った。 「独立心旺盛のアンドリューは生前、テムズ川に浮かぶ最古のハウスボートで暮らしていました。そして妻のガブリエルをこよなく愛していました」  そして、最愛の妻ガブリエルが夫の最期に立ち会えなかったことを明かした。 「ガブリエルは先週、ニュージーランドからオーストラリアへ渡航した直後に隔離され、アンドリューの最期を看取ることはできませんでした。葬儀を行うこともできないかもしれません」  そして、アンドリューが亡くなるまで意欲的に仕事をしていたことや、2021年に公開予定の「バットマン」新作映画でも言語指導を行っていたことを明かした。 「アンドリューは、仕事を意欲的に続け、『バットマン』新作でも言語指導をしていました。方言コーチを長年続けてきた彼は、俳優たちを安心させ、自信を与えてきました。次世代の育成に力を注いだ業界の先駆者でした」  アンドリューは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にイーマット将軍役で出演。一方で、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ロード・オブ・ザ・リング」「アベンジャーズ」などの大作映画で、ロバート・ダウニー・Jrやクリス・ヘムズワースなどの大物スター達に方言指導を行っていた。

「最もセクシーな男性」も感染公表

 一方、新型コロナウイルスに感染し、オーストラリアで治療を受けていたハリウッドスターのトム・ハンクスがアメリカに帰国した。  同じく感染した妻のリタ・ウィルソンとともに隔離施設で治療を受けていたトムだが、夫婦ともに重症化することなく回復し、無事帰国したことをツイッターで報告した。  そんなトムに触発されて、自らの感染を公表したのが、イギリスの人気俳優イドリス・エルバ。 「アベンジャーズ」などの話題作に出演し、2018年にはピープル誌の恒例企画で「最もセクシーな男性」にも選ばれたいま注目の俳優だ。  イドリスは3月中旬、ツイッターに投稿した動画で感染を明かしたうえで、「新型コロナウイルスの検査で陽性の結果が出た。気分も悪くないし、症状も出ていないが、いまは自主隔離している」と説明。そして、3月31日にツイッターに投稿された動画では、「最悪な時期は過ぎたようだ」と語り、隔離期間が終了したことを報告した。  このほかにも、人気司会者のアンディ・コーエン、俳優のオルガ・キュリレンコ、ボン・ジョヴィでキーボードを担当するデヴィッド・ブライアン、ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモの弟でCNNの看板アンカーとして知られるクリス・クオモなど、各分野の著名人が次々と新型コロナウィルスに感染したことが判明している。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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