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再放送うれしい!伊藤健太郎×黒島結菜の戦国恋ドラマ『アシガール』が帰ってくる

 新型コロナウイルス感染予防によってテレビドラマの撮影が中断されていることは残念だが、代わりに昔の名作が続々再放送されていることは楽しくもある。  DVD&ブルーレイや配信で見ようと思えば見ることができるとはいえ、決まった時間に放送されるものを見て、Tweetしたり誰かのTweetを読んだりする楽しみがオンエアにはある。

戦国を愛し愛され、守り守られ生きる「アシガール」

NHK「アシガール」 様々な再放送作で、SNS活動も盛り上がること請け合いのおすすめドラマは17日から毎週金曜10時に再放送される「アシガール」(NHK総合)。  平成に生きる女子高生・速川唯(黒島結菜)が弟の作ったタイムマシンに乗って戦国時代(1559年、永禄2年、歴女なら織田信長が尾張を統一した年とわかるかも)にタイムスリップ。足軽・唯之助として生き抜いていくことに。  所属する足軽隊が仕える羽木家の嫡男・九八郎忠清(健太郎 現・伊藤健太郎)に一目惚れして、「若君~」と彼を守ろうと奮闘する。ふつうだったら、サムライにヒロインが守られるものだけれど、女子が男装して愛する男性を守るため戦国の荒野を駆け抜けるシチュエーションが萌える。この世界、愛し愛され、守り守られ生きるのだ。

死と愛が結びついた戦場での究極の吊り橋効果

NHK「アシガール」 現代の歴史の教科書には羽木家の城・黒羽城がどうなるか書かれている。それは唯にとって衝撃的で……。  愛する若君のために歴史を変えようとする唯だが、未来の者が歴史を変えてはいけないという暗黙のルールがある。ハッピーエンドになってほしいけれど、未来生まれの唯と戦国生まれの若君には、生きてる時間も、身分も、激しい戦況も、すべてが高いハードルで、それに苦しみつつ、負けずに立ち上がる唯。  足軽の彼女が若君のそばにいられるのは戦場のみ。死と愛が結びついた場所、それはもう、究極の吊り橋効果。次第に唯と若君の気持ちが近づいていくキュンと、うまくいかないキュンが、右から左から攻めてきて、グラングランと激しく揺れまくる。逆境になればなるほど恋は燃え上がるもの。最初のうち、現代と過去を行き来できていた唯だが、それにも限界が近づいてきて……。

2017年当時、伊藤健太郎は「若君」役でその人気を確立させた

 若君役は苗字がない健太郎時代の伊藤健太郎。  いまでこそ「今日から俺は!!」の髪をハリネズミのように逆立てたヤンキー役や、朝ドラ「スカーレット」では主人公(戸田恵梨香)の息子にして、白血病で生命を落としてしまう悲劇の青年を演じ、話題の俳優だが、2017年、「アシガール」が本放送されたときは、涼しげなアーモンド型の目元が、時々野生動物のようにギラギラと光る、大型犬ボルゾイみたいな雰囲気が小栗旬や唐沢寿明に似ていると注目度が上がってきたところで、「若君」役でその人気を確立させたと言っていい。  庶民には手が届かない貴い「若君」らしくしゅっとしていて、少し世間知らずで、でも馬を駆る姿や弓を構える姿や剣を振るう姿は風のよう。甲冑(かっちゅう)姿も様になっていた。
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「アシガール」は「恋はつづくよどこまでも」に通じる
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