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人気のマッチョ俳優「人生で最も痛い思い」をして、ヴィーガン生活をやめる

 鍛え上げられた肉体美で、多くの女性を夢中にさせてきた俳優リアム・ヘムズワース(30)。実は、動物由来の食物を一切摂取しない菜食主義としても知られ、動物愛護団体PETAによって「最もセクシーなヴィーガン」に選ばれたこともあった。そんなリアムが、ヴィーガン生活に別れを告げたことがわかった。

「人生で最も痛い思いをした」数週間

「人生で最も痛い思いをした」数週間

リアム・ヘムズワース

 健康と動物への愛を理由に、食生活を菜食主義に変更したリアム。昨年2月までの4年間、完全な菜食生活を送っていたが、腎臓結石で「人生で最も痛い思いをした」数週間を過ごした後、食生活を見直すことを余儀なくされたそうだ。  リアムはメンズ・ヘルス誌でこう振り返っている。 「4年ほどヴィーガンだった。でも昨年の2月に疲労感を感じたんだ。そこで腎臓結石があるって分かった。人生で最も痛い思いをした数週間だったよ。(映画)『ロマンティックじゃない?』のプロモ中だったけど、病院へ行って手術を受けなければならなかった。今はおかげさまで大丈夫だ。でも一度腎臓結石が出来ると、同じ食生活を続けていたら50%の確立で再発するんだ」 「僕のはシュウ酸カルシウム結石だった。シュウ酸エステルを摂取し過ぎると出来る。シュウ酸エステルは、多くの野菜に高レベルで含まれていて、アーモンドやホウレン草、ビーツ、ジャガイモには特にね。毎朝、ホウレン草5掴み分、アーモンドミルク、アーモンドバター、ヴィーガンプロテインで作ったスムージーを飲んでいた。超ヘルシーだと思ってね。だから、身体に何を摂取するのか完全に考え直す必要があったんだ」  健康を考慮してヴィーガンになったリアムだが、最初のうちはとても上手く行っていたそうだ。
「(2016年公開の映画)『インデペンデンス・デイ/リサージェンス』の撮影が始まる直前だったよ。始めの2年はすごく調子が良かった。身体も強くて、カーディオ(心肺機能)も高かった。  だから僕が人々に伝えたいのは、『なんでも好きなものを読めばいいけど、それを自分で経験してみなければ分からない。自分の身体に一番合うものは、自分で見つけなければいけない』ということ。もしある一定期間上手くいっていればそれを続ければいい。でも状況が変わって、調子が悪くなれば、考え直して変えて行く必要がある」

ヴィーガン生活で「肌が灰色になった」セレブも

 世界中で増加しているといわれるヴィーガン。とりわけ健康意識の高い人の間で注目されている食生活で、リアムのほかにも動物性食品を取らないと公言するセレブは多い。  たとえば、ハリウッドスターのウィル・スミスの息子でモデルとして活躍するジェイデン・スミスも、かつては肉や魚だけでなく卵や乳製品も食べない絶対菜食主義を実践していた。ところが、ヴィーガン生活をはじめてから、タンパク質不足で肌が灰色になり、「生気が抜けた」ようになったという。そのため、ヴィーガンの食生活を変える必要に迫られ、乳製品などは摂取するようになったと明かしている。  なかには、アレルギーなど体質的な問題があり、ヴィーガン生活を実践している人、これから実践しようと考えている人もいるかもしれない。ただ、リアムが言っていたように、自分の身体に一番合うものは、自分で見つけることが大切。あまりストイックになりすぎず、調子が悪くなったらやり方を変えるなど、柔軟にやっていくほうが安全だろう。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部> 
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