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ダマされやすい母親にトホホ。実家に帰って“衝撃の光景”を目に

 ご近所付き合いは、いざというときに助けてくれる頼もしい存在でもありますが、とても面倒な付き合いになってしまうこともあるようです。  地方出身でいまは都内で会社員をしている和田さやかさん(仮名・28歳)は、帰省するたびに困ったことに直面してしまうのだとか。

断れない母親は、マルチ商法のターゲットに

断れない母親は、マルチ商法のターゲットに

写真はイメージです。(以下同じ)

「実家のご近所さんは顔が広くて、何かにつけて『いいものがあるわよ』と紹介しに来るのですが、そのほとんどがネットワークビジネスの商品。母は性格的に勧誘を断れないので、化粧品などのネットワークビジネスに何度も勧誘されては入会し、不良在庫を抱えてしまうのです」  ネットワークビジネスとは、購入する人が会員になり、販売者としてネットワークを広げていくことで商品を広めるというビジネスモデル。またの名をマルチ商法ともいいます。  ある商品を買いたいとき、その商品を取り扱う会員からしか買えない仕組みになっており、自分も販売員として会員になれば「仕入れ値」で商品が購入できることになります。  商材は化粧品など消耗品が多く、割安で買えるのでなんとなく始める人も多いのですが、その会員価格をキープするためには「ノルマ」があり、一定期間内にその数を仕入れないと定価に戻ってしまいます。

実家に帰ると謎の化粧品の山が

実家帰ると謎の化粧品の山が「母は内向的な性格で、化粧品をたくさん仕入れても販売力がないので売るあてがありません。けれどノルマを達成するためだけに数本ずつ購入するので、実家に帰って謎の化粧品の山が出来上がっていたときには驚いて『これどうしたの!?』と問い詰めてしまいました」  事情を聞くと、そのご近所さんが軽いノリで薦めてきたので断れずに会員になってしまったそう。一度安く仕入れてしまうと、定価で買うのが惜しくなってしまうようです。 「『これ肌にいいから、持って帰っていいわよ』とわたしにくれるのはありがたいのですが、母の性格ではこれからも不良在庫を抱え続けると思ったので、きちんと止めないといけないと思いました。母には、ちゃんと売れない人は逆に損をしてしまうから、辞めたほうがいいと説得して、会員をやめるように言いました」  大量の化粧品に冷や汗をかいたものの、退会することにしたと聞いて安心した和田さんですが、次に帰省した時にもまた驚きのものを目にします。
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今度はお風呂に大きな石が!
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