アラフォー彼氏と「結婚前提の交際」も、親に会ってくれず逆ギレ…その驚きの精神構造
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式のチャットサービスにて、年間約1500件のペースで恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
さて、30代同士のカップルの場合、結婚を視野に入れていることが多いでしょうが、彼氏がなかなかプロポーズしてきてくれないと悩む女性も少なくありません。今回ご紹介するA子さん(32歳)も、結婚前提で交際開始したはずの彼氏・B男さん(38歳)が、いつまで経っても結婚に積極的になってくれないというご相談でした。
※ご紹介する相談内容はご本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。
某欧州車のディーラー勤務のB男さんとマッチングアプリで出会い、3回目のデートで告白されて交際スタート。A子さんは最初のデートで「次に付き合う彼氏とは結婚したい」ということは伝えてあったといいます。
「だから告白のときにB男さんは『好きなんだ。結婚を視野に入れて付き合ってほしい』と言ってくれました。
『愛してる』って言葉もストレートに言ってくれるタイプだし、交際直後は『子供は2人ほしいよね』とか、『犬を飼いたいから買うなら戸建てがいい』なんてことも言ってくれていたので、プロポーズもわりと早くしてくれるかなと思ってたんです」
ですが交際1年経ってもプロポーズはなし。A子さんに焦りが出てきます。
「なので友達の結婚式に呼ばれた後に、わざと『ドレスがすごいきれいだった』『落ち着いた雰囲気の式場で素敵だった』なんて話題を出したんですが、彼は『ふーん』って素っ気ないリアクションで。
さらに半年経って交際1年半でも何も言ってきてくれなかったから、私はとりあえず先に両親に会ってもらおうと思って、会食のセッティングをしようとしてたんです。けど彼が『仕事が忙しいから』ってなかなか日程が決まらない」
業を煮やしたA子さんは、B男さんの真意を確かめるべく、話し合いの場を設けたそうです。
「私が真面目に『結婚する気あるの?』って聞いてるのに、彼は『ダイジョブ、ちゃんと考えてるから』とだけ言って、早く話し合いを終わらせたい雰囲気を出してきて。
その態度が悲しくなって私は泣いてしまったんですが、その涙を見て彼は急に冷めたようで『女はすぐ泣くよな』と呆れ顔。挙句には『友達の結婚式の話だとか両親に会う話だとか、そうやって俺にプレッシャーかけてなにが楽しいの?』と逆ギレしてきて……」



