Entertainment

「ビッグモーター騒動」を早くも“笑い”に変えちゃった芸人たち。抜群のセンスと瞬発力に脱帽

 連日メディアを騒がせているビッグモーター。自動車保険の保険金不正請求が横行しており、兼重宏行社長がその責任を取って辞任。ただ、兼重社長は記者会見で現場の社員に責任をなすりつけようとしたり、言い訳や言い逃れを繰り返したりなど、その対応にも大きな非難が寄せられた。 ビッグモーター さらには、同社の店長から部下へのパワハラLINEの流出、除草剤を使用して店舗前の街路樹を枯らせていた事実の発覚など、様々な同社のスキャンダルが報じられている。軽く叩くだけでも埃が出る状態となっており、しばらくは沈静化を見せないだろう。  そんな中、今回のビッグモーターの一連の騒動をネタにして笑いに昇華している芸人がいる。

夏の怪談×ビッグモーター

 ラバーガールは7月31日に、「怖い話をビッグモーターの木が枯れるニュースを知ってから作った人【ラバーガール新ネタ】」という動画を投稿。怪談番組に出演することになった大水洋介が打合せでスタッフ相手に怪談話を披露する、という設定のコントとなっている。  動画内では3本の怪談を話す大水。のっぺらぼうや落ち武者といった定番の怪談を話す中、どの話にもビッグモーターの店舗周辺の街路樹が枯れたことを入れ込む。

ボケのテンションを入れないセンス

 終始ビッグモーターの店舗周辺の草花が無くなっていることを、ボケのテンションではなく本当に怖い話、不思議な現象として話しており、ついつい笑ってしまう。また、落ち武者とビッグモーターという時代も世界観もズレている2つの概念が混在するトーク内容も聞けば聞くほどシュール。強引さも感じるが、その強引ささえも面白く感じてしまう。ラバーガールのセンスだからこそ生まれた動画だった。
次のページ 
まさかの“大人のお店”とビッグモーターを比較
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ