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Netflix『御手洗家、炎上する』鈴木京香の恐さ炸裂!引きこもり息子を演じる“まさかの俳優”にも驚き

たまの休みにお出かけするのもいいけれど、暑い日は涼しい部屋でゆっくり映画やドラマを観るのも最高ですよね。筆者が夏休みの一気見におすすめしたいのは、永野芽郁と鈴木京香が共演するNetflixシリーズ『御手洗家、炎上する』です!
Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』

Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』(Netflixにて独占配信中)

配信初週(7月10日~16日)に週間グローバルTOP10のテレビ・非英語部門で第4位を獲得し、翌週にはランクを上げて世界ランキング2位をマークした人気作。炎上から始まる話題のサスペンスの、あらすじと見どころを紹介します。 ※この記事には、解禁されている予告・映像以上のネタバレはありません。

文字通り、御手洗家が燃え上がる衝撃的シーン

本作は、藤沢もやし氏の人気コミック『御手洗家、炎上する』を実写化した復讐ミステリー。13年前、代々病院を経営してきた御手洗家の豪邸が全焼してしまうという不幸な事件が起こりました。原因は院長の妻・皐月(吉瀬美智子)による火の不始末とされ、燃えさかる家の前で皐月が夫・御手洗治(及川光博)に土下座する光景を、長女・杏子(永野芽郁/少女期:白鳥玉季)が見せつけられるという衝撃的な映像から物語はスタート。
Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』

Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』(Netflixにて独占配信中)

杏子は「本当に母の不注意が火事の原因だったのか?」と疑問を抱き、父の後妻となった御手洗真希子(鈴木京香)のもとに“山内しずか”という偽名を名乗って家政婦として潜入。事件の真相を暴き、復讐しようと企てるストーリーです。

復讐劇というより昼ドラのドロドロ感がフィット

韓流ドラマのような復讐劇をイメージして観ると、少し物足りなさを感じるかも知れません。なぜなら、本作の面白味は、復讐そのものでも、駆け引きの秀逸さでもなく、登場人物たちが繰り広げる“感情”のもつれとぶつかり合いだからです。
Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』

Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』(Netflixにて独占配信中)

事件の真相を追っていくなかで、追い込み追い込まれる攻防戦から目が離せないスピーディさも、もちろん見どころではあります。しかし、話が進むにつれてたっぷりと描かれるのは、目を背けたくなるような、人間の愚かさや弱さ。タイトルの通り“炎上”必至となる展開から目が離せなくなっていくのです。 ドロドロした昼ドラ感と、伏線がしっかりと回収されていくスッキリ感のどちらもが楽しめる作品だといえるでしょう。
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毒親か、真犯人か? 鈴木京香の恐さが炸裂
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