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酒井麻衣監督が語る『夜きみ』中高生がマネしたくなる胸キュンシーン誕生秘話

汐見夏衛の同名恋愛小説、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が9月1日(金)より公開中。 W主演を務めたのは、グローバルボーイズグループJO1の白岩瑠姫と久間田琳加。 ファインダー越しに感じた2人の魅力を、本作で監督を務めた酒井麻衣監督に語ってもらった。
酒井麻衣監督 (C)映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会

酒井麻衣監督

ラブストーリー+αの原作の魅力

――すごくピュアなラブストーリーに心が温まりました。映画化することになったときの気持ちを教えてください。 酒井麻衣監督(以下、酒井監督)「実は“この物語、すごく好きだと思うよ”とおすすめされたことがあって、それを読んだ時にものすごく純度の高い恋愛の物語で、ぜひやってみたいなと感じたんです。実は私、美大を目指すための画塾に通っていたこともあって、青磁の目指す画家、絵を描くということにもすごく興味があったんですよね。それをぜひ映画化、映像として表現してみたいなと思いました」 夜きみ――“すごく好きだと思うよ”と言われたとのことですが、どんなところが好きなポイントでしたか? 酒井監督「恋愛ものにプラスアルファの要素がある物語が好きなんですよね。今回の場合は茜が、人の顔色を伺ってしまって、自分の言いたいことが言えないというところや、青磁が画家を目指しているけれど、とある秘密があって……というところとか。それらが混ざって物語が生まれて来る感じが好きでした」

思春期の匂いを感じる

――登場人物と年齢が近い方々はもちろん、大人が見ても楽しめそうだなという印象を受けました。 酒井監督「思春期を経験してきた人なら、わかると思います。中学生とか高校生のころって、将来どうしたいか考え中の方もいるとは思うんですけど、その中で受験を控えていたりして。そこに恋とか、友人との悩みがあるのが思春期だと思うんですね。その匂いが小説のなかにあって、そういうところが魅力だと感じました」 ――2人の学生生活がキラキラしていて、非常に羨ましいなと思いながら見ていたのですが、酒井監督の高校生活と近しいのでしょうか?それとも、憧れ的な要素の方が多いですか? 酒井監督「2人の感情に近いものがある高校生活でした。ただ、文化祭のシーンやキラキラしたシーンでは「こうだったらよかったな」という願望も反映されていると思います。 みんなの事情がある中で、文化祭を成功させるためにはどうしたら良いのか、茜はそこで作り笑いをして伝えようとするんですけど、そこで青磁がガツンと言ってくれるのはいいなと思いました」 夜きみ
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久間田&白岩の魅力
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(C)映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会 【STORY】 無彩色で息苦しいこの世界。救い出してくれたのは、“私を嫌い”な君でした――。 マスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう「優等生」の茜。 自由奔放で絵を描くことを愛する、銀髪のクラスメイト・青磁。 何もかもが自分とは正反対の青磁のことが苦手な茜だったが、 彼が描く絵と、まっすぐな性格に惹かれ、茜の世界はカラフルに色づきはじめる。 次第に距離を縮めていくふたりの過去がやがて重なりあい、初めて誰にも言えなかった想いがあふれ出す――。

 

出演:白岩瑠姫(JO1) 久間田琳加

   箭内夢菜 吉田ウーロン太 今井隆文 / 上杉柊平 鶴田真由

監督:酒井麻衣 

原作:汐見夏衛「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版 刊)

脚本:イ・ナウォン 酒井麻衣

音楽:横山克 濱田菜月 主題歌:JO1「Gradation」(LAPONE Entertainment)

製作:『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント、アスミック・エース

配給:アスミック・エース

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