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“超売れっ子女優の姉”イメージを払拭した29歳女優、“恋愛ドラマの女王”になる日も近い

もうさすがに「広瀬すずの姉」としか認識されないなんてことはないはず。 いまの広瀬アリスさんは“恋愛ドラマの女王”になる可能性を秘めた活躍ぶりだからです。 今回は年間約100本寄稿するドラマ批評コラム連載を持つ筆者が、広瀬アリスさんの役者人生を振り返っていきます。

3年連続でGP帯の恋愛ドラマ主演

4月8日(月)にスタートした「月9」最新作『366日』(フジテレビ系)に主演中の広瀬アリスさんですが、実は3年連続でGP帯連ドラの恋愛ドラマ主演を務めています。 2022年は『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)、2023年は『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)、そして今年の『366日』。 そんな役者として脂の乗っているアリスさんですが、数年前までは「広瀬すずの姉」というイメージが色濃い印象でした。

芸能界デビューは姉が先だったが…

広瀬アリス・すず姉妹の芸能界デビューは姉のアリスさんが先。ティーン向け女性ファッション誌『Seventeen』(集英社)で人気モデルとして活躍していました。 そしてすずさんは、ある日モデルとしてイベント出演していたアリスさんを応援に行った会場で、スカウトされたことがデビューのきっかけです。 このようにアリスさんが人気モデルだったことが、すずさんも芸能界入りする要因となったのですが、CMや映画、ドラマに引っ張りだことなり大ブレイクを果たしたのはすずさんが先。ですから忌憚なく言わせていただくと、すずさんが大ブレイク中の数年間、アリスさんは「広瀬すずの姉」と見られることも多かったのです。
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“売れない役者”ではない
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