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アラ還米美人女優の変わり果てた姿に衝撃。かつての面影はどこへ…

 1990年の大ヒット作『ゴースト/ニューヨークの幻』(以下、『ゴースト』)で大ブレイクしたデミ・ムーア。その後、“最もギャラが高い”女優となった彼女は、役作りで丸刈りにしたり、2千万円超のボディ改造が噂されたり、何かと話題を呼んだ。一方で、16歳年下俳優との結婚や離婚、薬物・飲酒問題など様々なスキャンダルも取り沙汰されるように。  そんなデミが、最新作で完全復活。かつて麗しかった頃の面影を全く感じさせない姿に変貌し、怪演を見せている。

『ゴースト』には心底震えた

デミ・ムーア

デミ・ムーア

 出世作となった『ゴースト』で、恋人を殺され、悲しみに暮れるヒロインを熱演したデミ。その演技は世界中の映画ファンを魅了したが、当初は自分に与えられた役をどう演じていいか分からず、不安でいっぱいだったそうだ。  自身の62回目の誕生日に出演したYouTube番組『ホット・ワンズ』で、こう振り返っている。 「『ゴースト』には心底震えたわ。若い女優にとって、パートナーを亡くした痛みや悲しみを演じるのはすごく難しくて。台本を読んだだけで、自分が表現しなければならないその悲しみに圧倒された」  本作で印象的な場面とされているのが、ゴーストとして自分のもとに戻ってきた亡き恋人の存在を感じ、涙を涙す一幕。いまだ名シーンとして人々の心に残っているが、実は前もって「決められていた演技ではなかった」という。デミは「狙ってやったわけではなくて、ただ起こった」としたうえで、「自分のハードルを乗り越えられたと感じた」と語っている。

大胆すぎる役作りやスキャンダルでお騒がせ

『ゴースト』の後、すっかり売れっ子女優となったデミ。映画『G.I.ジェーン』(1997年)で米海軍の女性兵士を演じるために丸刈りにしたり、人気アクションシリーズ『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(2003年)に出演した際、ボディ改造や整形に約2千万円以上も費やしたことが噂されたりと、大胆な役作りでたびたび世間を騒がせた。  一方で、大物俳優ブルース・ウィリスとの離婚、16歳年下のイケメン俳優アシュトン・カッチャーとの再婚と離婚、飲酒や薬物の問題、自伝で「母親から500ドルで売られた」と壮絶過去を暴露するなど、いつしか私生活で注目を集めることも多くなった。  さらに、妊娠中にヌードを披露してバッシングされ、「撮影現場での態度が悪い」などと悪評が立ったことも。いつの間にか、俳優としての仕事ぶりよりも、スキャンダル報道が目立つようになった。
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髪が抜け落ち、顔も体もシワシワ……衝撃の変貌ぶり
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