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エアコンは「温度下げ vs 風量強」「弱vs自動」どっちが得?電気代を下げるエアコン術

ファイナンシャルプランナーの斎藤めぐみです。「また今月も電気代が高い…」この夏、何度ため息をついたかわかりません。 せめてもの節約として、エアコンの設定温度を28℃にして、風量を弱め、風を下向きにしてガマンしてしまう…そんな日々。 でも実はこれ、ほとんどが逆効果だったんです……!!
エアコンイメージ

写真はイメージです(以下同)

大手エアコンメーカーのダイキン工業が行った実証実験に基づいた“新常識”を取り入れれば、ガマンは最小限で快適なまま電気代をぐっと抑えるかもしれません。 「第8回/第9回 ダイキン 空気のお悩み調査隊がゆく」から、お得なエアコンの使い方をピックアップしてみました。 ※調査結果はあくまでもひとつの目安です。住環境や気温などによって結果は変わります。各実験の設定などは上記リリースに詳述されています。

1:風量は「弱」より「自動」が得

エアコン実験これまで私は、「省エネ=風量弱」「自動は電力の無駄遣いにつながる」と信じていました。でも実験結果は真逆! ・風量「弱」:1日 3.85kWh 消費 ・風量「自動」:1日 2.79kWh 消費 なんと「自動」にした方が、1日あたり33円、1か月で約986円もお得になることがわかりました! なぜかというと、弱風は冷えるのに時間がかかり、エアコンの心臓部である圧縮機が長く稼働してしまうから。結果としてムダに電気を食ってしまうそうです。 実際に「自動」にしてみると、部屋がスーッと均一に冷えていくのを感じます。それまで「部屋の奥が暑い」「ソファだけ涼しい」なんて文句を言っていた家族からも苦情が減り、快適になった気がします!

2:風向は「ななめ下」ではなく「水平」が得

エアコン実験冷たい空気は下に沈むから下向きに…と思い込んでいました。しかし、実験では水平の方が効率的だと判明! ・ななめ下:1日 3.76kWh ・水平:1日 2.77kWh その差、約31円/日、月930円相当! 水平に設定すると、冷気が部屋全体に均一に広がり、リビングとダイニングの温度ムラも減少。わが家では「どこにいても涼しい」を実感できるようになりました。 ちょっとした設定で、毎月コンビニスイーツ2つ分が浮くと思うと、節約も楽しくなりますね!
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「設定温度を下げる」と「風量強」、どっちが得?
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