映画「銀魂2」絶好調!逆に実写化の評判がわるかったマンガ作品9
8月17日に「銀魂2 掟は破るためにこそある」が公開されました。
2015年に公開された、同名コミックの実写化作品です。前段階としてアニメ化をされており、そちらは主題歌も含めて空前の大ヒット作となりました。
もともと原作は、その独特の世界観が魅力。それをCGや小道具で再現したところまでは良かったのですが、何より不評だったのが人気キャラクターの大幅な設定変更。
長谷川博己演じるシキシマをはじめ、映画オリジナルのキャラが多数現れたり、原作一の人気キャラのリヴァイ兵長が出てこなかったり(あえて言えばシキシマのキャラクターにリヴァイ要素を入れ込んでいるようなのも、逆に見ていてイライラしたという声も)。さらに水原希子が演じたミカサが原作とあまりにイメージがかけ離れているという意見も。
前後編で、作品の流れがまったく別ものになっていたことも酷評の一端になりました。
こちらは2016年公開。実写化請負人とも呼ばれる三池崇史監督が、伊藤英明・武井咲・山下智久・山田孝之など、非常に豪華なキャストで撮影したSF作品です。火星に放たれ進化を遂げてしまったゴキブリを駆除するために、昆虫の能力を授けられた人間たちの戦いが描かれているのですが……。
純粋に、昆虫と同化してパワーアップする変身後の姿がどれも微妙にチープ。CGのクオリティが低すぎると予告編の段階から話題になりました。
さらに基本的にはシリアスな内容のはずが、ところどころでギャグテイストが織り交ぜられていたのも疑問視されました。いっそB級作品に振り切っていれば、評価も上がったかも?!
2014年公開の今作は、キャスティング発表の時点からネット上で酷評の嵐となり、特に準主役を務めた剛力彩芽に非難が集中しました。
何しろ原作の人気男性キャラを男装の令嬢と設定変更してしまったのですから、原作ファンの怒りは相当なもの。
ちょうどこの頃は剛力彩芽の“ゴリ押し”売れが話題になっていた時期でもあり、彼女へのバッシングもさらに強める結果となってしまいました。
累計発行部数は3,000万部を突破。2度もアニメ化するなど大ヒットとなった原作をVFXを多用して実写映画化した今作は、2017年公開。
まず違和感が生まれてしまったのが、この作品がヨーロッパ風の世界が舞台であるということ。しかし出演者の髪の色は原作のキャラクターに準じているため、コスプレ感が否めなかった人物多数。
とはいえ、もともと実写化に向かないマンガの代名詞でもあった原作を、どうにか形にしようとする心意気だけは汲み取れます。
永井豪の代表作「キューティーハニー」を原作としたこの実写化映画。実は2004年にも庵野秀明監督、佐藤江梨子主演で製作をされています。その時も決して評価は高くなかったものの佐藤江梨子のビジュアルは原作イメージからいってもほぼ満点の出来栄えと言われていました。
しかし、2016年に公開された二度めの実写化「CUTIE HONEY TEARS」は、まず主演の西内まりやの「これじゃない」感に原作ファンが激怒! 何しろハニーは爆乳のお色気キャラ。
それがスレンダーでクールな原作イメージとは真逆となると、映画の内容の前に萎えてしまった人が多かったようです。
人気コミックの実写映画化第二弾ということで、前作のクオリティの高さやキャストの豪華さも話題になっていた今作。ネット上での評判を見る限り、原作ファンからも好意的に受け止められているようで、今作も実写化成功と言っていいのではないでしょうか。 その他にも連続ドラマ「この世界の片隅で」「義母と娘のブルース」(TBS系)や「ヒモメン」(テレビ朝日系)も原作つきですが、軒並み評判は上々のようです。 しかし、近年製作されたマンガを原作とした実写映画やドラマは、パッと思い浮かべた時に「あれはちょっと……」と思わず顔をしかめてしまう出来栄えのものが多かったように思えます。今回は、ぶっちゃけ評判がよろしくなかった実写化作品を一挙紹介。あなたは、どの作品が印象に残っていますか? ●映画編
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