ベビーカーを乗務員がムリに取り上げママ号泣。米航空会社がまた炎上
立て続けにニュースになった米航空会社の不祥事を受け、アメリカでは航空会社のやば過ぎる接客態度が問題視されています。
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『ニューヨークポスト New York Post』によると、アメリカン航空はすでに謝罪文を発表し同乗務員には停職処分を下したようですが、一度傷ついてしまったイメージを今後どう回復していくのか注目が集まっています。
一方、これを機にライバル会社を出し抜きたい他の航空会社は、あの手この手でイメージアップを図っています。
『CNNマネー CNN Money』によると、デルタ航空はオーバーブッキング発生時に席を譲渡してくれた客には最大で1万ドル(約110万円)を補償すると発表。LCCのサウスウェスト航空は、今後一切オーバーブッキングをしないことを発表しました。
さらに「ベビーカー事件」の起こった翌日の22日には、『TMZ』がサックス奏者のケニー・Gが飛行中の機内でチャリティー演奏を行った様子を掲載。ケニー・Gはデルタのイメージアップのために雇われたわけではないのですが、時期が時期だっただけに不祥事を起こした2社と差をつける良いPR記事になったようです。
ユナイテッドに続きアメリカン航空も炎上!
きっかけは、4月6日に起こったユナイテッド航空による「乗客引きずり降ろし事件」。オーバーブッキングのため強制的に機内から退去させられる乗客を、空港警察が手荒く扱うその一部始終を映した動画が、ツイッターに投稿され瞬く間に炎上したのが騒動の始まりでした。 ショッキングな動画もさることながら、オーバーブッキングが「従業員の移動のため」だったこと、日曜の夕方というラッシュ時だったにも関わらずたった1000ドル(約11万円)の補償しか提示しなかった「どケチ具合」を『ニューヨークタイムス The New York Times』など各メディアが指摘したことでさらに炎上。ネット上では「ユナイテッド終わったな(笑)」と言われるようにまでなりました。 ⇒【Facebook】はコチラ https://www.facebook.com/surain.adyanthaya/videos/10155979312129018/ そんな中、4月21日に起こったのがアメリカン航空の「ベビーカー事件」。乗務員が双子の母親からベビーカーを乱暴に奪い、その際に子供に怪我をさせそうになったとして母親が号泣、乗り合わせた他の客が乗務員と口論になった様子がフェイスブックにアップされ炎上したのでした。@united @FoxNews @CNN not a good way to treat a Doctor trying to get to work because they overbooked pic.twitter.com/sj9oHk94Ik
— Tyler Bridges (@Tyler_Bridges) 2017年4月9日

アメリカン航空の「ベビーカー事件」で母親の味方をした男性乗客と口論する乗務員。 https://www.facebook.com/surain.adyanthaya/videos/10155979312129018/ より
デルタなら席を譲れば110万円!無料演奏も聴けちゃう?
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