Entertainment

カンボジアで平和の盆踊り!あのドピンクの“有名人”がクラウドファンディングで好発進

 YouTube再生回数世界4位を獲得、パリコレで世界のおしゃれピープルを魅了し、フジロックでは観客の度肝を抜いた、パリでいちばん有名な日本人――とまあ、各所で伝説を築いてきたポップデュオ「レ・ロマネスク」。 画像1 まだ、ご存じない方は、こちらの記事(『フランスで一番有名な日本人!?「レ・ロマネスク」のディープライブに潜入!』)をご覧いただきたいのですが……メインボーカル・TOBIさんとコーラス&ギター&アシスタントのMIYAさんにより結成されて15年。  今年6月に初の公式ガイドブック『ジュテームのコリーダ』を発売するなど、活動の幅を広げている彼らですが、このたび、なにをどうしたか、日本のNGOの草分け・JVC(国際ボランティアセンター)とプロジェクトを始動。カンボジアへの渡航を計画しているというのです。  レ・ロマネスクと国際ボランティア? カンボジア? いろいろ、わけがわからないのですが……、8月2日(日)、プロジェクトのために書き下ろした楽曲のお披露目ライブが開催されるとのことで、女子SPA!編集部もお邪魔してきました!

マレーシアからのお客さんも!

 場所は、芝浦のイベントスペース「SHIBAURA HOUSE」。定員60名の客席は満席。なんと、マレーシアのクアラルンプールから来たお客さんも! ステージ前方にはキッズスペースがつくられ、ちびっこたちが思うがままに過ごしているのは、レ・ロマネスクのライブではおなじみの光景です。  開演時間となり、螺旋階段からTOBIさんとMIYAさん、そしてキーボードを担当するKCさんが登場すると、会場からは大きな歓声が。TOBIさんから、お約束の「ボンジュールフガッ」のあいさつの後、メンバー紹介。そして、『マドモアゼル!!!』を皮切りに、第一部のライブのスタートです。『蚊~~~!』『ジュテームのコリーダ』など、踊れる楽曲が続き、会場は盛り上がります。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=322942
画像2

「Ti-Q-No-Ko」プロジェクト仕様の衣装も披露。法被でハッピー♪

 参加型がレ・ロマネスクのライブ。TOBIさんのコールにお客さんもレスポンス! みんなで手を下から上へと掲げながら踊る様子は圧巻です。端から見たら何かの宗教儀式か、怪しいセミナーのように見えるのでしょうか。道行く人がけげんそうに立ち止まり、あっけにとられている姿が印象的でした。
画像3

道ゆく人も立ち止まる盛り上がりっぷり

エレクトロ盆踊り「Ti-Q-No-Ko」とは?

 そして、いよいよ、JVCとのプロジェクトのために書き下ろした楽曲「Ti-Q-No-Ko」の初披露です。全員が、手のひらの部分に「Ti」「Q」がプリントされたピンクの手袋をセット。TOBIさんから、カンタンな振り付けレクチャーを受けただけで、みな、ノリノリ!「エレクトロ盆踊り」がテーマとのことですが、この誰でもすぐに歌って踊れる感は、まさに盆踊り!
画像4

ピンクの手ぶくろには「Ti」「Q」の文字

画像5

お客さんの手にも「Ti」「Q」

 そして、その歌詞はというと…… <年をとっていようが若かろうが、嫁だって姑だって、寝ずに働いている人だって働かずに寝ている人だって、あなたも私も、誰も彼も同じ「ちきゅうの子」なんだ。同じ「ちきゅうの子」なんだから、踊らなきゃ損!――> 「ちきゅうの子」が、「Chi-Kyu-No-Ko」ではなく、「Ti-Q-No-Ko」になったのは、フランス語で「Chi」は「クソをする」、「Kyu」は「ケツ」の意味があるからだそうですが……歌詞には、ボーダレスな活動を続けてきたレ・ロマネスクらしい、愛と平和のメッセージが込められています。
画像6

いつの間にか笑ってる、いつの間にか踊ってるがレ・ロマネスク。それはカンボジアでもきっと実現するはず!

カンボジアの子供たちと歌って踊る

 この楽曲をカンボジアの子どもたちと一緒に歌って踊り、そのPVを全世界に発信して、平和のメッセージを届けよう!というのが、レ・ロマネスクとJVCのコラボプロジェクトだったのです。キャッチフレーズは、「うたう おどる わらう つなぐ ちきゅう はっぴー」。歌と踊り(と法被)で、ハッピーを届ける……こんな国際支援のかたちも、素敵ですよね。  第二部のトークショーで、TOBIさんは「ピンクの禍々しいものがカンボジアに行って、ちょっとでも楽しい笑顔が見られればいいなと思っています」と、控えめに意気込みを語っていましたが、レ・ロマネスクのライブがもたらす“祝祭感”は、この日のライブでも実証済み。  カンボジアの子どもたちが「エレクトロ盆踊り」で、どんな笑顔を見せてくれるのか? レ・ロマネスクがカンボジアでどんな珍道中……もとい、伝説を築き上げるのかも含め、楽しみでなりません。 <取材・文/女子SPA!編集部> ■「Ti-Q-No-Ko」プロジェクトへの参加も ■クラウドファンディング募集中
画像7

写真のうちわ、缶バッジ2つ、ポストカードに、タオルもセットになった「エレクトロ盆踊り詰め合わせ」もクラウドファウンディングの特典になっている

 現在、カンボジアでのPV制作の資金を、クラウドファンディングで募っています。1000円から支援ができ、「カンボジアからのオリジナルポストカード&『Ti-Q-No-Ko』CD」3000円など、額に応じた特典が用意されています。  すでに「誕生日や結婚記念日など大事な日にレ・ロマネスクがライブをしてくれる券」27万円や、「レ・ロマネスクが出張授業をしてくれる券」50万円は完売! クラウドファンディングへの参加が、レ・ロマネスクへの応援にもなり、そして、国際協力にもなるのです。 詳細はこちら⇒https://motion-gallery.net/projects/t-q-no-ko 【レ・ロマネスク】 メインボーカル・TOBIさんとコーラス&ギター&アシスタントのMIYAさんの2人により、2000年、パリで結成。2011年、拠点を日本に移す。ライブのほか、Eテレ『お伝と伝じろう』への出演など、幅広く活動中。結成からの現在にいたるいきさつについては、オフィシャルガイドブック『ジュテームのコリーダ』(扶桑社)に詳しい。 8月7日名古屋、8月12日金沢、8月22日札幌でライブを開催。10月からは毎週第3土曜日にマンスリーライブを行う予定 詳細はこちら⇒http://www.rmnsq.com/
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
Cxense Recommend widget
レ・ロマネスクファンブック~ジュテームのコリーダ

フランスで一番有名な日本人、レ・ロマネスクを完全攻略!「ジュテームのコリーダ」「魔の宅配便女」「ファンのテーマ」3曲を収録したCDつき!

あなたにおすすめ