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乳がん発見、6割が自分!セルフチェックのポイントは?

乳がん特集 Vol.2 セルフチェック】  乳がん特集第1回では、乳がんの見つけにくい胸「デンスブレスト」について紹介しました。デンスブレストに限らず、マンモグラフィによる乳がん検診では、必ずしも100パーセント異常を発見できるわけではないという衝撃的な事実が判明しましたが、それでは乳がんが発見される状況にはどのようなケースが多いのでしょうか。 乳がん

乳がん発覚の最多ケースは“自己発見”

「実は、乳がんが発見される状況でもっとも多いのは自己発見なんです。最新のデータでは、56.1パーセントの女性が、検診ではなく自ら異常を発見していると報告されています」(東京クリニック・志賀千鶴子先生、以下同)  さらに検診時に自覚症状があった人を加えると、症状の自覚率は62パーセントに跳ね上がります。これは、検診による発見率(自覚症状あり、なしを含め)33.9パーセントの2倍ほどの数字。日ごろのセルフチェックがいかに重要か、とても顕著に現われています。  目に見えてわかる乳がん特有の症状としては、異常乳頭分泌や皮膚のくぼみ、潰瘍などの症状が代表的です。 ⇒【画像】はコチラ ※閲覧注意 http://joshi-spa.jp/554517

皮膚の炎症と誤解するケースも

 ここまでの症状が乳房に現われれば、さすがに誰でも違和感をおぼえるはず。ただし、中にはこんな患者さんもいるというのです。 「乳首の周辺の皮膚が膿みただれて、誰の目から見ても明らかに異常な状態で検診に来る方もいます。『どうしてこんなになるまで放置してしまったの?』と聞いても、ちょっとした炎症だと思っていたから……、などとあっけらかんとされているんです」  そこで、簡単にできるセルフチェックの方法を志賀先生に伺いました。
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今すぐできるセルフチェックのポイント
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