高須院長、リオで約4000万円をナイジェリアに手渡し寄付!サッカー銅で各自に100万円
8月19日、高須クリニック・高須克弥院長がブラジル・リオデジャネイロへ飛び立ちました。その目的は、資金難に陥っていたサッカー男子ナイジェリア代表に寄付金2000万円を手渡すため。
さらに、「全員にもれなく、金メダル300万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円を各自に手渡す」ことを発表した高須院長。21日未明(日本時間)にナイジェリアの銅メダルが決定して、19人に100万円を手渡すこととなったのです。これで寄付総額は約4000万円!
「僕はナイジェリアの不屈の精神が大好きなんだ」――。そう話す高須院長ですが、院長を突き動かす“モノ”とはいったい?
飛行機トラブルで日本戦キックオフの6時間半前に現地入りして以来、リオオリンピックの一番の楽しみとしてサッカーナイジェリア代表をあげるほど、ナイジェリア推しだった高須院長。
そのナイジェリアが、ボーナスや手当の未払いを理由に、オリンピック準々決勝をボイコットする可能性が報じられたのが8月13日です。
「本当に気の毒だ。僕がサポーターとして全部金銭的な面倒みるから頑張ってほしい。メダルとったらさらにボーナスだす。(中略)僕はナイジェリアの不屈の精神が大好きなんだ」(ツイッターより)
万札の塊を持ってナイジェリア大使館に向かった院長。しかし、ナイジェリア大統領と政府の許可がない限り大使は動けないことがわかり、院長自身がリオデジャネイロに向かうことになりました。
⇒【Twitter】はコチラ https://twitter.com/katsuyatakasu/status/765758291930673156
今回の件は、日本のメディアだけでなく、英BBCなどの海外メディアも報道。これまでにも震災にあった地域や貧しい子供たちなどに、数々の寄付を行ってきた高須院長。
ナイジェリアの不屈の精神が好きと語っていましたが、「不屈さ」を持つ人や国はほかにもあるはずです。援助をする/しないのボーダーラインはどこなのでしょうか。
「困難にめげないで頑張っている人達。特にシングルマザー」
なぜ、高須院長は寄付を続けるのでしょうか。
「シュバイツァーもマザーテレサもシステム的には無駄と知りつつ奉仕したんだよ。目の前に困っている人がいたらためらわずすぐに助けるのが人の道だと思うんだ」
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長(http://www.takasu.co.jp/)で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。『その健康法では「早死に」する!』『最新版 シミ・しわ・たるみを自分で治す本』など著書多数。高須院長Twitterアカウント @yes_jinsei
<TEXT/女子SPA!編集部>
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なぜナイジェリアにそこまで?
ナイジェリアの危機にかっちゃん登場
そして同日、高須克弥記念財団「かっちゃん基金」から、ナイジェリア代表チームへ2000万円の寄付が決定しました。続けて、「全員にもれなく、金メダル300万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円を各自に手渡す」ことも発表。本当に気の毒だ。僕がサポーターとして全部金銭的な面倒みるから頑張ってほしい。メダルとったらさらにボーナスだす。僕の申し出は受けとれないシステムなんだろうか?誰か彼らと連絡取れる人はいないか?僕はナイジェリアの不屈の精神が大好きなん https://t.co/SUhH9oIDkX
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月12日
寄付金片手にブラジルへ!
「いま銀行から連絡。「現金輸送は危険です。小切手作成はまにあいません」どのようにして金をとどけようか。ナイジェリア大使館には「大丈夫!自分で運びます」と見栄をきってしまった! 悩むかっちゃんなう。」(8/17ツイッターより) 結局、小切手で持ち込むことにした院長は、“葵の印籠”としてブラジルの税務署を黙らせるための書面を手に入れ、現地へ飛び立ちました。 「とにかく、21日の3位決定戦に間に合うように飛びます。最初1日間違って予約しちゃって危うく試合を見れなくなるとこだった。ナイジェリアチームにはぜひ勝ってもらって、せっかくボクが用意したボーナス(一人1万ドル×人数分)を受け取ってもらいたいな」 そう話す院長。本当に急な思いつきだったため、恋人の西原理恵子さんは同行できず。心配な胸中をツイッターで告白しています。 そして21日未明(日本時間)、3位決定戦でナイジェリアはホンジェラスを3-2で破り、みごと銅メダルを獲得!ヤッター、全員かっちゃんから1万ドルもらえるぞ!ナイジェリア大使館経由で選手達にお金を送るのは諦めた。現金をドルに戻すぞなう pic.twitter.com/6gtSSqqxge
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月17日
院長が寄付を続ける理由
高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など