コロナで自宅勤務の女性。向かいから男性の視線が毎日…見張られてる?
新型コロナウィルス感染防止のために、自宅にこもる生活が続き…正直ストレスが溜まってきますよね。
芹沢美優さん(仮名・27歳・会社員)は、新型コロナウィルスの影響で在宅勤務になり数週間が経ちました。
「最初の1週間は快適だったんですけどね…仕事の合間に窓を全開にして掃除機をかけたり、洗濯物や布団を干したりして、とても気持ちが良くて」
ですが、在宅勤務を始めて2週間目の朝にカーテンを開けると、美優さんの向かいのマンションの真ん前の部屋で、カーテンを全開にして窓に机をくっつけ、ノートパソコンに向かっている男性(30代後半ぐらい)とバッチリ目が合ってしまいました。
「ビックリして、あわててカーテンを閉めてしまいました。きっと私と一緒で在宅勤務なんでしょう。部屋にこもりっきりで閉塞感を感じて、窓辺に机を移動させたのかな?と思いましたが…正直、ちょっと嫌でしたね」
その男性は常にこっちを向いて仕事をしているので、気になってカーテンを全開にできなくなってしまった美優さん。
「レースのカーテンをずっと閉めっぱなしで生活するようになりました。これで、私の部屋の中は見えていないとは思います。でも、私もずっと部屋にいるので、本当はベランダに出て外の空気を吸いたいのですが」
しかも、美優さんが洗濯物や布団を干しにベランダに出ると…毎回その男性もベランダに出てきて美優さんをニヤニヤしながら見つめてくるそう。
「とにかく気持ち悪くて。いつも午前10時頃に洗濯物を干していたのですが、ある時、朝の8時にベランダに出てみたらその男の部屋のカーテンがしまっていたのでチャンスだと思い、急いで洗濯物を干しました」
洗濯物や布団を干すと、それが目隠しになり向かいのマンションから見えづらくなるのでその日は安心して部屋で過ごせたそう。
「そっか、もっとはやくこうすればよかったと、また8時に洗濯物を干していたら向かいの部屋のカーテンが勢いよくシャッ!と開いて…ビックリして心臓が口から飛び出そうになりました」
パジャマ姿のボサボサ髪で、その男性は肩で息をしながら美優さんをニラんできたそう。
「その顔がまるで『お前、なに勝手に俺の見てない時間にコソコソやってんだよ!』と言ってるみたいな感じの鬼気迫る表情で…すごく怖くなってしまって。それからもう一日中厚手のカーテンを閉めっぱなしで過ごしています」
あまりの恐ろしさに、新しくドラム式洗濯機を購入した美優さん。
「これからは、乾燥機能で洗濯物を乾かしてベランダには出ない事にしようと思いました。ただでさえコロナウィルスの恐怖に怯えているのに、なんでさらに気持ち悪い男に怯えないといけないのしょうか?」
カーテンも開けられずに息苦しい思いをしていた美優さんは2日に1度、スーパーに買い出し兼、お散歩に行くのが楽しみだったのですが…。
そんなストレスが、様々なかたちで現れてきている人もいるようです。
今回は、そんなとばっちりを受けてしまった2人の女性にお話を聞いてみました。