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『M』の怪演も絶好調。田中みな実のストイック名言ベスト5

 新型コロナウィルス感染拡大の影響で、多くの春ドラマの放送開始が延期されるなか、いま最も勢いがあるといっても過言ではないドラマが『M 愛すべき人がいて』。
(画像:『M 愛すべき人がいて』テレビ朝日公式サイトより)

(画像:『M 愛すべき人がいて』テレビ朝日公式サイトより)

 平成の歌姫・浜崎あゆみの半生を描いた自伝的フィクションドラマですが、主役のあゆや、あゆを見出すプロデューサー・MAXマサを完全に食う勢いで注目されているのが、フリーアナウンサーの田中みな実さんです。 美人秘書・姫野礼香役として、「みかんの皮?」とも「鳩サブレ!?」ともツッコまれた奇妙な眼帯を身につけての怪演は、彼女が今まで築き上げてきたイメージとはかけ離れているような気も……。しかし、田中みな実マニアの一般人としてテレビ番組に出演した経験もあるアリサさん(@ars_625)は、「女優業は結構役を選ばずに、幅広く挑戦しているんですよね。怪演とも言われていますが、それも視聴者に喜んでもらえるように役柄をまっとうしているがゆえのこと。根底にあるのはストイックさとサービス精神なんですよ」と絶賛。確かに、日々の努力によって美しい見た目をキープしつつ、全力でヤバい女を演じ切る田中みな実さんの姿には清々しさすら感じます。  彼女の考え方を参考にすれば、私たちも美のカリスマに一歩近づける……かはわかりませんが、アリサさんに、田中みな実さんの生き様、ストイックさが伝わる「田中みな実の名言ベスト5」を教えていただきました。(以下「」内はアリサさんのコメント)

「おっぱいまでが顔」(『しゃべくり007』日本テレビ系、19年11月25日放送)

 まずは田中みな実の名言といえばコレ!とたびたび話題になるのが「顔だけでなく首やデコルテ、おっぱいまでしっかり保湿する」という意図で口にしたこのひと言。 「もともとみな実ちゃんが雑誌でもよく話していたことなんですが、人気番組『しゃべくり007』で紹介されたことで今ではすっかり有名な名言になりました。しっかり私も見習って実践してます(笑)。化粧水を顔だけにしかつけない人も多いですが、意外と人って首やデコルテまで見ているんですよね。なので、美容に気を使う方はぜひチャレンジしていただきたいです! 『常に人に見られているという意識を』そんなことも提言している、みな実ちゃんの美意識をしっかり感じます」  美意識の高さはもちろん、「おっぱいまでが顔」というインパクトあるワーディングセンス、サービス精神もさすがですよね。ちなみに、普通は顔にしか塗らないハイライトですが、田中みな実さんは何と耳の裏にまで塗っているそうです。後ろから見られたときのことも気にしているとは!  

「完璧じゃない自分を受け入れる」(『MAQUIA』集英社刊、2019年6月号)

MAQUIA 世間の女子が聞いたら「一体どこが完璧じゃないの?」と思ってしまいそうな気もしますが、「例えば、足の長さは伸びないからお尻を鍛えて位置を上げて長く見せよう、とか、コンプレックスを受け入れたからこそできる努力をしてるんですって」とのこと。   今でこそ美のカリスマとして崇められる彼女ですが、フリーになった当初は、キャラが定まりきらず苦戦していた時期もありました。 「本人は最初からもっと活躍できると思ってたみたいなんですが、現実はそうでもなくて、そのときに自分に過度な期待をしないこと、って達観したみたいなんです。なるほどな、そんなに張り切りすぎなくてもいいんだって肩の力が抜ける言葉で好きですね」  コンプレックスは人それぞれですが、「何が自分のコンプレックスになっているのかを分析して、そのうえで自分ができる努力の方法を考えてみる」というのは確かに実践的ですね。
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「出る杭は打たれるからどんどん出る」
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