「空亡期」をうまく使って脚本家として大成したらしい

(画像:中園ミホ公式占いサイト「中園ミホ_女の絶対運命」より)
中園ミホの占いは四柱推命をベースにした独自の数気学だという。
四柱推命は占いのなかではポピュラーなもので、12星座による西洋占星術と並んで東洋占星術の四柱推命が2大親しみやすい占いといっていいと思う。四柱推命は人生を12年単位にして、その中に運がいい年と注意すべき年があるとする。最も注意が必要なのは「空亡期」という2年間。
「禍福はあざなえる縄の如し」ではないが、良い時があれば悪い時もあるのが人生なのだろうけれど、例えば「空亡期」に当たったとき、いまは何をやってもうまくいかないから我慢しなくてはいけないのだと諦める人もいるかもしれないし、抗いたくなる人もいると思う。
私は二十代の頃、なにげなく街の占い師に占ってもらったら、このダメな時期に当たっていて、ただただダメと言われ、意地になってほかの占いを次々試し、時間もお金も無駄にした残念な経験がある。ところが中園先生は、「空亡期」をうまく使って脚本家として大成したと著書に書いていた。
その話を読んでなんとなく元気をもらったので、どれどれ……と本で自分の運勢がどうなっているか確認(著書は、占いパートと、自身と占いとの関わりや、占いとどうつきあうか心得などのコラムパートに分かれている)してみるとーー。
おおっ、この数年の自分の調子と合致していた。もしかして、中園先生の占い、当たる……と思って、今年の運勢を読むと「これからの方針・運気を決める重要な時期」とある。むむ、これは逃せない。だがよりにもよってコロナ禍でその運ももう半年近く無駄になってしまったではないか。泣ける。せめてもの救いは12年のなかで最大幸運期ではないことである。
そうしたら、ちょうど先日、5月17日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)で、大久保佳代子と光浦靖子といとうあさこがリモートトークを繰り広げるなかで、光浦が清水ミチコ経由で中園ミホさんを紹介され、10年だか12年ぶりに絶好調運と占われ、結婚する可能性もあると思ったら、コロナで家にずっといると肩を落としていたのである。
光浦さんに比べたら私はいいほうかもしれない。だが彼女はこれから海外留学するそうで、そこで外国人との結婚が待っているかもしれないとも大久保といとうあさこが盛り上げていた。もしそうなったら中園ミホ先生、凄い。