Entertainment

コロナ失業した男性3人、無人島で1ヶ月暮らしたら…幸せいっぱいの毎日だった

超健康的な島での生活。筋トレやミストサウナも

――3人の生活は想像するだけで楽しそうですね。どのように一日を過ごしていたのか詳しく教えてください。 無人島ステイホームKen「まず、朝は9時くらいに目を覚まします。そこから薪(まき)を集めたり、潮目をみて海に潜ったりします。その他の時間は、拾ってきた流木と石、縄でバーベルを作って筋トレをしたり、ミストサウナを作ったりして楽しく過ごしていました。  16時頃になると火おこしを始めて食事を作ります。魚のウロコをとったりと何かと時間がかかるので、1時間ほどかけて食事の準備をした後は、2時間くらいかけてゆっくり食事を食べます。20時くらいに食べ終わり、明日は何をするかなど話し合ったりして寝ていました。22時くらいでしょうか。疲れているので朝までぐっすりです(笑)」 ――食事は夜にしか食べていないようですが、一日一食だったのでしょうか? Ken「そうですね。日中はやることが多いのと食事の準備に時間がかかるので、夜にまとめてたくさん食べていました。常においしい魚が食べられたので空腹で困ることもなかったです」 無人島ステイホーム――無人島生活で特においしかったものなどあれば教えてください。 Ken「イシダイが旬だったみたいで、とにかく甘くておいしかったです。あとは魚の種類を問わず内臓の『ユウモンスイ』という部分(※胃と腸の境界部から突き出した袋状の器官)は本当に本当に美味でした。新鮮だからなのか苦味が全くなくて、脂がのっていて濃厚でした。魚の内臓、捨てちゃダメだと思いましたね」

蚊帳と音楽があればさらに快適だったかも

――1カ月の無人島生活のなかで、あるとよかったものなどありますか。 Ken「必要なものは最低限持っていったので困ることはなかったですね。強いていうなら、テントを張っても雨と風ですぐ壊れるので、安心して住める家的なものを作ることができず、常に雨や風と闘っていました。洞窟の中ならその心配がないんですが、今度は大量の蚊に襲われるので断念したんです。なので、蚊帳(かや)があればもう少し快適な住まいを得られたかもしれません」 無人島ステイホームKen「あとは音楽ですかね。無人島の生活って火をおこしたり魚のウロコをとったりと単純作業が多いので、無音よりも音楽があったほうが作業がはかどるんです。昔の人がみんなで歌いながら農作業をしていたことを思い出して、納得しました。  ちなみにオススメの持ち物は麻です。葉っぱを見つけて麻で結んで下着にしたり、家もサウナも作れるし、麻は何かと使えます無人島ステイホーム
次のページ 
人や情報が集まる場所にいるのが、必ずしも正解ではない
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ