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「空港で働く女性=キラキラしてる」は幻想?衝撃の“干物な休日”とは…

ひたすら家でダラダラ

 そうそう、今回のテーマでもある私の休日の過ごし方。ホント、体からきのこが生えてくるんじゃないかと思うくらいジメジメしていましたよ。 ひたすら家でダラダラ 休みの前日は遅番終わりなので寝るのは1時過ぎです。飲まずにまっすぐ帰ってくれば……の話しだけど。  お気に入りは、高校時代に着古したクラスと名前が入ったジャージ。なんとも着心地がよくて、部屋着兼パジャマはいつもこれ。3着を着回していました。下着なんてゴムが伸びきったショーツにノーブラです。キチッとした制服の反動か、締め付けが嫌で嫌で。  自炊なんてしていなかったので、コンビニエンスストアのホットスナックとかお弁当を買って寝る直前に食べるものだから、ノソノソと起きてきた昼過ぎはむくみでパンパン。ニキビが出来ていることもよくあったなぁ。 「あー、こんな時間だし、こんな姿だし、出かけるのも誰かに会うのも嫌だな」って気持ちになる。自分のせいなのに。

だんだんネガティブ思考になってくる

 申し訳ないことに、この頃の私は休日の約束をドタキャンすることが多かった……、文句も多いし、自分で自分を打ちたいです。では、せっかくの誘いを断り何をするのかというと、“何もしない”に決まっているじゃないですか。 だんだんネガティブ思考になってくるドタキャンしちゃった、どうしよう」とか、「昨日のお客さん、怖かったな」とか、「好きな人から連絡が来ない」とか。  何もしないで家にいたら思考もネガティヴになりますよね。電気も付けず、カーテンも閉めたままの部屋で1人ウジウジと悩むんですよ。たまに泣いたりして。湿度高めです。  で、お腹が空いたら近くのスーパーでお菓子やお惣菜を買い込んできて、真っ暗な部屋で食べるんだから。ゴロゴロと床に寝転がりながら海外ドラマを見て、「この人たちと今の私、温度差すごいなー」って、また落ち込む。  ポテトチップスの油がついた指をTシャツで拭きながら、せめて着替えくらいしたほうがいいのかなと頭をよぎるけれど、夕方だしいいやって。あ、寝る前にはちゃんとお風呂に入っていましたよ。  洗濯機に入れたつもりが壁との隙間に落ちたままになった丸まったストッキングをいくつか拾い、大きなため息をつくそんな休日を送るのでした。 ―グランドスタッフの裏話 VOL31― <文/高木沙織> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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